• 264月

    Mac Pro導入でさすがに以前使っていたBenQのフルHDの液晶ディスプレイというのも悲しいかなと、LGの4K対応ディスプレイ「27UD58-B」を購入しました。

    正直、性能よりもお値段重視で選びましたのでHDR対応でもなく廉価なものです。
    最初はApple Storeの法人窓口でLG UltraFine 4K Displayといっしょに見積もりでも出してもらおうかと思っていたのですが、前回もチラッと書いたように対応がイマイチでして…。
    USB-Cで繋げるのはそれはそれで便利そうですけど、こちらもDisplayPortがあるので大丈夫だろうと。
    ただ付属ケーブルがHDMI1.5とMiniじゃないDisplayPortだったのはちょっと調査不足ではありましたが。

    前回も書いたとおり、Mac ProではHDMI接続は30Hzになってしまい、実質的に使い物にならない感じです。
    Surface Proはまだ試していませんが、あれもDockを使わなければMini DisplayPortなので結局は似たようなものですね。
    ディスプレイ自体はBenQからするとだいぶしっかりした作りのように感じます。
    色合いはやや黄色味を帯びた発色のような印象ですが、それはカラーキャリブレーションでなんとでもなるでしょう。

    今のところはまずディスプレイ側の設定を以下のように多少変更した程度で満足してしまっています。

    明るさ 40
    コントラスト70
    SUPER RESOLUTION+ オフ
    シャープネス 60
    DFC オフ(これは元々オフ)

    あとは保証期間がバックライトも含めて3年というのが長めで良いなと感じたくらいです。
    なおスピーカーは内蔵されておらずヘッドフォン端子は用意されていますが、これを使うことはまずないでしょう。
    Mac Pro自体にもヘッドフォン端子はありますし、USB-DACも接続されていますからね。

    正直、Retinaよりもマルチディスプレイのほうが利便性は上かなぁという気もしますが、省スペースですし、ホットコーナー左下にMission Controlを割り当ててあるのでこれまでもあまり困ったことはありません。
    そのマルチディスプレイに関してはまた別の記事でサブ環境について書いてみようと思います。

    Filed under: Mac
    2018/04/26 12:00 pm | No Comments
  • 254月

    iMacの縦線問題ですが、修理や手持ちの機材のやりくりも考えましたけれども、これを機に単体のデスクトップにしようということで、Mac Proを選びました。

    私にはちょっと分不相応な気もしますが、整備済製品が出ていましたし、仕事用ですから仕方ないかなと。
    それでもクアッドコアで十分じゃないか?と思いましたけども、メモリが12GBでしたし…。
    そんなこんなで、自宅では初の3.5GHz 6コア Intel Xeon E5というハイスペック機になりました。
    会社だと2005年に「HP Workstation xw6200/CT」というのを導入して使っていました。

    SSDなのは良いのですけど256GBはiMacの1TBからするとだいぶ少ないですので、届くまでに慌てて空き容量を確保しておきました。
    基本的には2TBのUSB3.0モバイルHDDに移設する感じで、iTunesライブラリとiPhone等バックアップファイルを移動させるのが最も有効でした。
    将来的には外付けSSDも考えたいですが、そうなるとThunderboltでしょうし、まだまだ大容量のものは高いですねぇ。

    逆にUSB3.0は4ポートでは不足気味ですから、ELECOMのU3H-A411BBKを早速追加発注しました。

    ここにWebカムとプリンタ、カードリーダを接続し、残り1ポートはUSBメモリやLightningケーブルなどを繋げば良いかなと。
    基本的にはUSB2.0で足りるような機器を配置するつもりですので、あえてバスパワーのものにしておきました。
    ディスプレイはひとまずHDMIでつなぎましたが、それだと30Hzのみしか対応していないようで、DisplayPortからMini DisplayPortへの変換ケーブルも調達しました。
    こちらもELECOMのCAC-DPM1215BKで、配置替えを想定してちょっと長めの1.5mにしておきました。

    これでRetina表示も可能になりましたし、iMacの5Kとまではいかないものの、4K表示にできました。
    液晶ディスプレイも追加したわけですが、それはまた別記事でご紹介しようと思います。

    配置はひとまず液晶ディスプレイの裏側に。
    排熱がやや心配でしたが、気になってきたら一段下のLAN機材の段に移しても良いでしょう。
    処理速度は普段使いではそれほど圧倒的とまでは感じませんが、Lightroomの現像やコンパイルなどでは圧倒的な速さです。
    GPUもふんだんに搭載してますし、それらを活用して深層学習なんかにも活用させてみるのも良いかも。

    導入段階ですから深いレビューはもう少し使い込んでからということにして、これまでの私のMac遍歴にも触れておきましょう。
    仕事で使っていたものもありますし、ちょっとだけ使ったものは割愛してますが、大体こんな感じです。

    Macintosh Classic 1990(※)
    iBook G3 500MHz Late 2001 12inch
    Power Mac G4 867MHz QuickSilver 2001(※)
    iMac Late 2006
    MacBook Air Late 2010 11inch(※)
    Mac mini Mid 2011
    Mac mini Late 2014
    iMac 27inch 5K Late 2014
    MacBook Pro Late 2016 TouchBar 13inch
    iMac 27inch 5K 2017
    Mac Pro 2013 Xeon E5 6-Core
    (※はすでに手元にない機種)

    本格的にMacを使い始めたのはMac OS Xになってからなので、2001年以降、デスクトップが7台目、ノートが3台ですね。
    紗羅も途中からMacに移行(学生時代もMacだったらしい)しましたから、私はMac Proが4代目となります。
    機種の年代と購入時期は多少ズレているものもありますが、最初のPMG4が5年くらい、Start MacでAppleにもらったiMacがやっぱり5年くらい(その後、紗羅が使用)、Mac miniも似たような期間使った感じで、iMac 5Kだけが短かった形でしょうか。
    Mac ProはAppleCare+にも加入しましたし、5年以上は活躍してもらいたいなと思っていますが、さてどうなるでしょう。

    Filed under: Mac
    2018/04/25 12:00 pm | 2 Comments
  • 244月

    FURUTECHのコネクター・ケーブルホルダー「NCF Booster-Signal」の製品版が届いたので改めて設置することにしました。

    前回のモニターの謝礼として無償譲渡されたものですが、それ以外の対価は一切いただいていません。
    また私自身はACOUSTIC REVIVEのRCI-3Hを気に入っていて、比較検討した結果、ケーブルの大部分にはそちらを配置したのは先日書いた通りです。

    とはいえ折角ですし、NCF自体のノイズ低減効果は素晴らしいものがあることは壁コンセントでもすでに体感済みですから、それと並行して設置して価値がある場所を探してみることにします。
    なお、前回のモニターの時とは違い、Extension Shaft Barは付属しませんでしたから、製品そのものの付属品での試行ということになります。
    調子が良くて必要となればExtension Shaft Bar自体はわりとお安いので、追加購入するつもりでもいましたけどね。

    まずはRCI-3Hと比較したわけですが、NCF Booster-Signalは静寂感の向上が際立ちますが、ともするとやや神経質になる傾向があり、平面的になってしまうケースもありました。
    ノイズとともに音楽的なものもやや抑え込む傾向があるのかもしれません。
    そこで以前試していちばん効果があった壁コンセントの差込口に使うのが良いだろうと判断しました。
    RCI-3Hもパワーアンプの電源ケーブルで1つ使用していますが、APL-1の抜けやすいプラグを支えるのに良いだろうという判断です。
    ただ、前述のようにExtention Shaft Barがないため高さが足りず、まずはお試しということでDIATONE DK-5000を1ブロック使って嵩上げして試用です。

    こちらは透明感が上がり、力強さも損なわれずに非常に効果的に感じられます。
    本来は信号用を意識して出た新製品なわけですが、どうやら電源のほうがNCFの性質的には合っているのかもしれません。
    また前回、Extention Shaft Barを使った時よりも音に響きが乗る傾向が抑えられている印象で、どうも金属のバーがあまり長すぎないほうが良い気もします。
    レビューの時にも記載しましたが、この部分は何らか制振すべきかもしれないですね。

    他の場所でも試した結果、ここになったわけですが、それについてはRCI-3Hのレビューですでに記載したので割愛しました。
    ともあれ効果を活かせる場所が見つかったのは良かったです。
    APL-1についてもベストと言えるほど満足しているわけでもないのですが、パワーアンプの配置上、2mは必須ですし、取り回しも柔らかい必要があって現状ベターな選択肢という感じです。
    そこに感じていた多少の不満を埋め合わせてくれたという点では良好な結果が得られたと思っています。

    Filed under: Audio
    2018/04/24 12:00 pm | No Comments
  • 234月

    これまで私のメインマシンとして活躍してくれていたiMac 27inch 5K(Late 2014)ですが、少し前からスリープ解除時にディスプレイの真ん中辺りに縦線が出る症状が出始めました。

    解像度を切り替えたり、ログアウトしても治りませんが再起動すると症状が出なくなるので、NVRAMリセットや排気口の掃除などをして様子見しましたが、3日続けて発生した時点でこれはもうハードウェアだなと。
    逆に再現させようにも数時間使った程度ではスリープしても発生しないし、使ってる最中には起こらないんですけど、そのうち症状が悪化していく可能性は大きいでしょう。
    また、縦線から右側部分は像が二重にブレたようになっていて、そこから考えるとGPUから液晶にかけての辺りが原因でしょうか。

    以前から薄々知っていましたが、iMacやMacBookなどではこの縦線の症状、かなり頻発している問題です。
    一部機種ではリコールされていたりしますが、Late 2014の5Kモデルではあまり報告例は挙がっていないように思われます。
    私が購入したのが2016年10月(中古でしたけど)、新品からとしてもまだ3年ちょっと(ちょうどAppleCareが切れたくらいのタイミング…)での故障というのは困ったものです。
    紗羅が使っているiMacは2017年モデルですが、今のAppleCare+は購入から30日以内に入らないとダメなんですよねぇ。

    修理代は調べたところによると5万円前後らしく、Apple Storeに下取り購入についても相談してみましたが、故障した状態だとゼロ査定だとか…。
    MacBook Proで代替することもできますが、仕事道具でもありますし、対策を取らざるを得ませんねぇ。
    ちなみに法人窓口も紹介されましたけど、正直対応がイマイチで使う気にはなれませんでしたし、いっその事Windowsに移行することも考えました。
    ただ仕事との兼ね合いもありますし、Windows機だと環境移行が大変で、お値段もそれなりの性能だとやっぱり結構します。
    筐体も今さらでっかいタワー型もなぁということで、Macの一体型ではないものを検討することに。
    まぁすでに届いているわけですが、それはまた別途書いてみたいと思います。

    Filed under: Mac
    2018/04/23 12:00 pm | No Comments
  • 224月

    フォーサーズレンズとマウントアダプタを入手したら…という流れで、OLYMPUSのマイクロフォーサーズ機「E-M5」を入手しました。

    そろそろMark IIIの噂も出始めていますけれど、いつものように古い初代モデルです。
    カメラのキタムラさんで店頭取り寄せができるのを知ってからチョイスしやすくなったのもあり、やや汚れは目立つものの備品が揃っているものを選びました。
    バッテリーも予備が付いているだけにしっかり使われていたようで、シャッター回数を隠しコマンドで調べると19074枚ほどとなっていました。

    ただファームウェアは1.5のままでしたので、2.2に更新です。
    こういう時にオリンパスは独自のUSBケーブルでパソコンと繋いでの作業ですから、備品が揃っていないと困るわけです。
    レンズも手持ちのものは全て最新にしておきました。
    と言ってもマイクロフォーサーズのレンズは古い沈胴の標準ズームレンズのみですけども。

    ただ、マウントアダプタがありますから、ライカのフォーサーズレンズもバッチリ使えます。
    動作もなかなか機敏ですし、VARIO-ELMARに限って言えばマイクロフォーサーズの古いレンズより駆動が静かなくらいです。

    ストロボもちゃんと付属していましたが、これは正直あまり出番がなさそうです。
    E-P1に比べれば高感度もかなり強くなっていて、恐る恐るISO1600くらいから上げていきましたがISO3200までは十分常用になります。
    手ぶれ補正も最新モデルの恐ろしいほどのスゴさではないものの、5軸手ぶれ補正はやはり強力で、1/8秒くらいでもそこそこの打率が稼げる感じです。

    タッチスクリーンによるAFやシャッターもお散歩撮影には便利ですが、唯一の欠点はWi-Fi機能がないことでしょうか。
    当初は普通のSDカードを追加しましたけど、やっぱりWi-Fi転送はあったほうが良いなぁということで、FlashAirを追加しました。

    実際には追加購入した新しいほうはNikon D600の古いのと入れ替えて、古いW-03のほうをE-M5に使う形にしましたけど。
    保存スピードはそこそこですが、Wi-Fi転送自体はやっぱり新しいW-04のほうが断然高速ですね。

    あとはアイカップが取れやすいというのが難点ではあります。
    元のユーザーさんもそれで苦労したようで、大型アイカップはゴムが取れた状態で付属していましたし、標準アイカップもゴムがほぼ取れかかっている状態でした。
    一応、ボンドと両面テープで貼り直しましたが、そもそも本体とアイカップの固定も緩いですし、なくさないように注意が必要ですねぇ。
    E-M10用だと若干取れづらくなってるようですけども、さきほどのストロボなどアクセサリーポートと干渉してしまうらしく、在庫もあまりないようです。

    写真はまだ標準ズームのほうで気楽に撮ってみた程度ですが、持ち歩きにはこれも結構イケてるのかなと。
    パンケーキっぽいレンズが一本欲しいかなぁとも思いますけど、マイクロフォーサーズならレンズもわりとお安く見つかりそうですし、そう焦ることもないでしょう。
    以前使っていた銀塩時代のレンズ用のマウントアダプタも複数持っていますから、PEN-F用あたりで遊ぶのも楽しそうですし。

    むしろα7が最近ずっと眠ってしまっているのがもったいないなぁと思いつつ、レンズもLA-EA4もMC-11も結構なお値段なのでなかなか…。
    オーディオに比べれば安いのでは?という声も聞こえてきそうですけども、何かキッカケがないと難しいかなぁ。
    すでにNikon F、Canon EFとフルサイズ機があるところにマイクロフォーサーズまで足してしまったので、なおさらそうなってしまってますが、昔からそんな感じでしたし凝りてないなぁと自分でもそう思います。
    まずは何より楽しく撮ること優先で、色々持ち歩いてみたいところです。

    Filed under: OurCamera
    2018/04/22 12:00 pm | No Comments
  • 214月

    ACOUSTIC REVIVEのケーブルインシュレーター「RCI-3H」があまりに良くて、4つほど追加させてもらうことにしました。
    合計6個になりましたので、それの配置や手持ちの他のケーブルインシュレーターとの比較についてレビューさせてもらおうと思います。

    ちなみに2個の段階では以下の場所に配置していました。

    ・クリーン電源の電源ケーブル
    ・AKURATE DSにつないだLANアイソレーターの端子部分

    その段階で「ここにもホントは使いたいけどなぁ」と思ったスピーカーケーブル、そしてパワーアンプの電源ケーブルにそれぞれ2つずつ入れたいなという皮算用で4つ追加したわけです。
    まずはその予定通りの配置で鳴らしてみます。

    余韻や艶が増すのは前回スピーカーケーブルで試した時と同様ですが、パワーアンプの電源ケーブルを支えたことによって、芯がしっかりしてきました。
    ボーカルが明瞭になっているのも印象的で、決して煩かったり主張の強いものではなく、歌詞が明瞭に聴き取れたり、心に入ってくる、そんな感覚です。
    RCI-3Hはノイズ対策など特性的な改善だけでなく、ケーブルが本来持つ特色を活かしてくれる「土台」をしっかり整備してくれるというメリットもあります。

    その点ではスピーカーケーブルをはじめとした信号ケーブルもその良さがより活きる形となりますが、力強さや静寂感、有機的なサウンドを生み出すという底上げの部分ではやはり電源ケーブルのほうに重点を置くべきでしょう。
    また、振動が多いスピーカー周りで効果を体感しやすいのも前回と同様でしたが、できることならばケーブルの一部分ではなく、なるべく全体を支えるのがベストではあります。
    さらにケーブルインシュレーターというと太くて硬いケーブルの取り回しのために使われがちかと思いますが、実際はシールドがしっかりしていなかったり、振動の影響を受けやすい構造のもののほうが効果が高く出てくる傾向も感じられました。

    つい自慢の高級ケーブルを優先で使いたくなるかもしれませんが、実際には長尺のXLRケーブルや、古い機器で機器に直生えの細手の電源ケーブルで使うのも効果的と言えそうです。
    とりわけケーブルの大きさに比して流れる電流の多いもののほうが効果が出やすいように思います。

    うちでいちばん最初に導入したケーブルインシュレーターはCardasのマートルウッドで、これは元々、HD-7Aのボード代わりのような形で使うことを想定していたものです。
    それをケーブルインシュレーターとして「気分的に嵩上げしてみよう」くらいの気分で使っていたのですが、正直言ってあまり良い効果は感じられず、単純に硬いケーブルの支えや引き回しのガイド、あるいはケーブルどうしを立体交差させる時の「かさ上げ」くらいに捉えていたところがありました。
    ところがRCI-3Hを使って初めて、ケーブルインシュレーターはちゃんと「ケーブルの脚」としての役割や効果があるのだと身をもって体感した次第です。
    機材用のボードやインシュレーターでも効果が薄かったり、逆に変化としては激変!なものの、妙なクセが付いてしまい扱いに困るものも多いのですが、実はケーブルインシュレーターも全く同じ問題を抱えているようです。

    前回も書きましたが、RCI-3Hはまさに同社のヒッコリーボード、クォーツアンダーボードに通じる、音楽性の高さを引き出すもので、そうしたマイナス要素が皆無なのも個人的には大変気に入っています。
    ケーブルインシュレーターが電気的に与える効果も少なからずあるのだろうと体験的には感じていますが、それ以上にアコースティックな意味合いでの「碍子」として重要な役割を果たすものだと再認識した次第です。
    ともすると木製ということで、響きをプラスするようなイメージを受けがちですが、マートルウッドやお試しで使ってみたSPECとは違い、RCI-3Hは振動やノイズからの絶縁のほうに重きが置かれており、実際の出音でもボヤケたりすることなく、ストレートに多大な効果を発揮してくれています。

    設置してレビュー用のメモを書き終えてからしばしのんびりと聴いていたのですが、ふとした瞬間に緊張感が取れ、リラックスして聴けるようになっていることにも気づきました。
    考えてみればヒッコリーボードよりもクォーツアンダーボードに近い構造ですし、設置も安定して、振動に対しての乱れ要因が排除されたおかげでもあるのでしょう。
    クォーツアンダーボードの効果と同様、最低域部の音階の精度が恐ろしく向上していて、それがリラックスできるサウンドを生んでいる一因のように捉えています。

    さらに歪みまで減っていて、まるで電源コンディショナーのような働きをしているようにすら思えてくるのですが、これはパワーアンプに投入した効果だと推測しています。
    実際にクリーン電源の歪み計を見ていても分かるのですが、エアコンやパソコンより何より、実はパワーアンプがいちばん電源歪みをばら撒く根源でもあるのは以前から気づいていました。
    そのパワーアンプから排出されるノイズを低減する効果も果たしているのかもしれません。

    さらにNCF Booster-Signalの製品版も届きましたから、こちらとの比較もやってみました。
    具体的にはクリーン電源の電源ケーブルを支える部分をまるっとNCF Booster-Signalに置き換えて比較してみる形を取りました。

    NCF Booster-Signalもノイズ対策としては優秀なはずなのですが、比較してしまうと音の勢いが削がれていて抑圧的な印象を受けてしまいます。
    RCI-3Hに戻すと有機的なサウンドが蘇り、様々なソースが同様に朗々と唄うようになります。
    NCFにも捨てがたい効果はあり現代的にはこうした音傾向が好まれているような気もしますが、どちらを選ぶか?と問われれば明らかにRCI-3Hを選ぶでしょう。
    併用することで双方の良さを引き出すことは当然可能だと思いますが。

    こうなってくると中途半端に残してあったCardasのマートルウッドも全部取り除いてみたほうが良いのでは?という気がしてきました。
    その時点ではスピーカーケーブルのスピーカー寄りの部分やプリ-パワー間のXLRケーブルに残してありましたので、まずはXLRケーブル側を撤去してみると、ボヤけた感じが完全に消沈し、音像もややシャープになりました。
    さらにスピーカーケーブルのも外して完全に撤去すると、低域がグッとキレと深みを増し、こちらの差は相当に大きく、正直、RCI-3H導入並みに分かりやすいかもしれません。(苦笑)

    そこでスピーカーケーブルでの効果を優先するため、LANケーブルをスピーカーケーブルに回し、最終的には以下の位置となりました。

    ・スピーカーケーブル(左右各2つ)
    ・クリーン電源の電源ケーブル
    ・パワーアンプの電源ケーブル(アンプ近辺)

    結局まだ何個あっても足りない感はありますけれど、後日書きますがパワーアンプの壁コンセント側にNCF Booster-Signalを併用する形としましたし、RCI-3H導入前(マートルウッド撤去前…)と比べればまるで別物のケーブルでも導入したかのように有機的な広がりが得られています。
    音場の精度も高く、月並みな表現ですが、スピーカーの存在が消えたかのように音源に閉じ込められていた音楽の世界が自然と解き放たれるようになってくれました。

    ケーブルインシュレーター自体に懐疑的な方も多くいらっしゃると認識していますが、前述のように他のインシュレータやアンダーボード同様、製品によって効果や方向性もずいぶん違いがあり、一概に良くなるとばかりは言えないですけれども、その変化はわりと聴いてすぐ分かるレベルではないかと思います。
    ケーブルにこだわる方ならなおのこと、そのケーブルの美点をよりしっかり引き出すためにも重要な要素ですし、目指す方向のためにも正しい選択が大切ではないかと感じた次第です。

    Filed under: Audio
    2018/04/21 12:00 pm | No Comments