カーボンナノチューブを使った特殊な繊維で、光を99.9%吸収する、極めて
真っ黒な黒を実現する素材が開発されたんだそうで。
http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/business/2008news1-15352.html
これまで一番暗いと言われていたニッケルとリンの合金よりも3倍も暗く、反射率は
なんと0.045%なんだとか。
ちなみに、普通の黒ペンキの反射率っていうのは、5~10%もあるんですね。
とっても黒いということで、光を吸収してくれる特性もあるわけですから、太陽熱を
集めたり、インクや衣料品などに応用されるのではないかということです。
ちなみに、カメラも内部は余計な光の反射を抑えるために、反射率の低い塗装などが
施されています。
植毛紙なんかも使われることがありますが、今回の素材はこれよりもきっと効果が高い
ことでしょう。
良く、銀塩カメラでは、「フィルムとレンズが同じなら、カメラが違っても写りは同じ」
なんて言われますが、実はカメラ内部の乱反射対策の違いで、結構写りが違ったり
するものなんですよね。
レンズの鏡筒も同じで、最近はこうした対策に結構手を抜いてるものも見かけます。
こういう新しい素材で、そうした意外と基礎的な画質対策を施したカメラ製品が
出てくると、良いなぁと思います。
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