• 181月

    カーボンナノチューブを使った特殊な繊維で、光を99.9%吸収する、極めて
    真っ黒な黒を実現する素材が開発されたんだそうで。
    http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/business/2008news1-15352.html

    これまで一番暗いと言われていたニッケルとリンの合金よりも3倍も暗く、反射率は
    なんと0.045%なんだとか。
    ちなみに、普通の黒ペンキの反射率っていうのは、5~10%もあるんですね。

    とっても黒いということで、光を吸収してくれる特性もあるわけですから、太陽熱を
    集めたり、インクや衣料品などに応用されるのではないかということです。

    ちなみに、カメラも内部は余計な光の反射を抑えるために、反射率の低い塗装などが
    施されています。
    植毛紙なんかも使われることがありますが、今回の素材はこれよりもきっと効果が高い
    ことでしょう。

    良く、銀塩カメラでは、「フィルムとレンズが同じなら、カメラが違っても写りは同じ」
    なんて言われますが、実はカメラ内部の乱反射対策の違いで、結構写りが違ったり
    するものなんですよね。

    レンズの鏡筒も同じで、最近はこうした対策に結構手を抜いてるものも見かけます。
    こういう新しい素材で、そうした意外と基礎的な画質対策を施したカメラ製品が
    出てくると、良いなぁと思います。

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    Filed under: ニュース
    2008/01/18 2:55 pm | 真っ黒な黒素材 はコメントを受け付けていません

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