先日の南房総で、崖観音というところに行ってきました。
地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して崖の上に彫られた磨崖仏なんだそうです。
上にあがると、海も一望できて、なかなか素敵な場所です。
朝早かったので海上には霧が出ていますし、地上では煙があがっていて、これもまた素晴らしいです。
もっと早い時間に行ったら、さらに素敵かもしれませんね。
観音堂も素敵な作りで、絵や御詠歌などもたくさんあって、地元で愛されているのだろうなぁと感じます。
ちなみに、上の句、私には読めなかったのですが、紗羅に手伝ってもらって、大体わかって検索できました。
「船形へ 参りてみれば 崖作り 磯打つ波は 千代の数々」と書いてあるようです。
1730年に寄進された御詠歌だそうですから、歴史の長さを感じます。
南房総自体、交通の便などから気軽に行ける場所ではないと思いますが、関東からはわりと近いですし、ここも含めてオススメだと思います。
