Tokyo Fuku-blogさんより。
カナダのオンタリオ州ブラインドリバー地区で、
電動の時計が10分進む『怪現象』が起きているそうで。
コンセントにプラグをさしこむ方式の時計だけが進み、
電池式の時計に異常がないとのこと。
ここまで書けば、大体察しがつきますよね。
どう考えても、これは電力会社側の問題かと。
でも、電力会社の広報担当者曰く、
「当社が原因だとは大変考えにくいです」
と、言ってるそうで…。うむ。
おまけに、
「電圧の変動が原因であれば回路などが焼きつくはずで、
今回それが起きていない以上、電力会社の原因ではない」
とまで、おしゃっていらっしゃいますよ。あらまぁ。
ご存知の方も多いかと思いますが、
電化製品の時計のうち、クォーツでないものは、
電源周波数(日本だと50Hzか60Hz)を利用して時計が動いています。
今回のケースでは、どう見ても、その電源周波数が
変動してしまって、時計が進んでしまったのかと。
少なくとも、電圧は関係ないことくらい、わかりそうなものですけどねぇ。
ちなみに、日本の電力会社では、こうしたことが起きないように、
電源周波数の変動を常に監視していて、
原子時計とのずれを、微妙な周波数変動で補正してくれてます。