小林聡美さんが主演の映画「プール」をDVDで見ました。
「めがね」や「かもめ食堂」のゆったり感がお気に入りだったので、
かなり楽しみにしていました。
今回の舞台はタイのチェンマイです。
タイに単身で越してしまった母親役の小林さんのところへ娘さんが
卒業旅行でやってくるというお話です。
いつものように中身にはあんまり触れませんけど、前作以上にゆっくりと
時間が過ぎていきます。
エンディングも「え?これで終わっちゃうの?」という感じですから、
かなり見る人を選ぶかも。
タイトルにもなっているプールの水面のように、見る人によって
受ける印象はきっと異なるのでしょうが、私には、生きていく道を
選ぶのは結局、自分自身なのだということがテーマなのかなぁと。
ただ、この映画自体が哲学というか坐禅のようなものですから、
そうやって導き出された答え自体が自分自身の中にあるものを
写しているのかもしれません。
とまぁ、堅苦しい感想は置いといて、ビックリしたのは小林さんの
ギター演奏と唄。
調べてみると、ご自身で作詞・作曲されたんですね。
といっても、これまでに音楽活動の経験があるわけではなく、
この映画をきっかけに挑戦して、ギターも約4か月で覚えたんだとか。
次回作と呼んで良いかと思いますが、今度は「マザーウォーター」
という映画で、京都が舞台とのこと。
小泉今日子との初共演もありますし、相変わらずのメンバーの面々も
揃ってるので、次も楽しみです。
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