Twitterでcebu2さんがVMware Fusionと格闘されていらっしゃったので、私も以前から試してみたかったのもあり、体験版を使ってみました。
なお、体験版は海外本家サイトから落としましたが、表記などは日本語です。
セットアップは我が家の環境では簡単なもので、手持ちのインストールCDイメージファイルを指定すれば、あとは特に難しいポイントはありませんでした。
なお、cebu2さんの環境では光学メディアからだとうまくいかなかったようで、インストールスピードを考えても事前にイメージファイルを作成しておいたほうが良いのかもしれません。
うちはすでにBootCampにXPが入ってるので、これを使ってみました。
ライセンス認証はVMware Toolsのインストールが終わってから実施したほうが良いと、どこかで見かけた記憶があったので、そうしてみたのですが、ここでかなり苦労しました。
というのも、認証してみると、「偽造ソフトウェアの被害に…」とか言われてしまい、不正扱いされてしまうんですよねぇ。
先日、Windows 7でも似たようなことがありましたが、おそらくMSDN(厳密にいうとBizSpark)のプロダクトキーが流出しているケースがあって、それのチェックに誤検出されてるんだと思います。
しかし、正規に発行したキーで、偽造とか言われるのは正直言って気分が良くないですねぇ。
住所確認なり、書面での発行に限定するなり、多少面倒になっても良いから、ちゃんと使えるキーを発行してほしいものです。
まぁ、愚痴を言ってても仕方がないので、別のプロダクトキーに変更しました。
プロダクトキーの変更についてはMS提供のツールを使いました。
というわけで、無事に環境が整い、試用してみるとParallelsよりはずいぶん軽快な印象です。
メモリ消費はOS起動時点で700MB程度で、IEを使う程度なら、うちのメモリ3GBのiMacでもそこそこ軽快に動作してくれています。
ユニティという画面モードなら、上のスクリーンショットのように、あたかもIEがMac上のアプリのように動いてくれます。
メモリに余裕があれば、ゲストOSを起動したままにしておけば、ほんとにシームレスに使えそうな気がします。
ただ、やはりメモリ上限が3GBの当方の環境だとそういうわけにもいかないので、現実的にはこれまでどおり、CrossOverを使うのが良いかなぁ。
こちらならメモリ消費はずっと少なくてすみますし、使いたい時だけ起動してもOSの起動を待つ必要がないですしね。
そもそもOSのライセンスうんぬんで悩んだり、Windows Updateに振り回される心配もないですし。
ただ、スクリーンショットのようにIEくらいの大きさのアプリになると、動作の安定度や互換性も多少不安な部分が出てきます。
どちらかというと、ちょっとしたユーティリティソフトでWindows限定のものが使いたいといったケースに絞って使ったほうが良いのかも。
逆にいえば、その程度ならオープンソースのWineBottlerでも十分なのかもしれませんね。
まぁ、VirtualPCの頃に比べれば、MacでWindowsアプリを動かす手段もスピードも格段に改善されましたから、環境や用途に合わせて選択すれば良いかと。
VMwareについても、しばらく試してみることにしたいと思います。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)