MF時代のフィルムカメラはどれもずいぶん年代物になり、メーカーの補修期間が残っているものはわずかになってきました。
ニコンも同様で、製造期間の長かったNikon F3も計算上は来年くらいに補修期間が終了だなぁと思っていました。
しかし、ニコンさんの英断で、F3を含むいくつかの製品の補修期間が5年延長されるという発表がありました。
対象機種は以下の通りです。
Nikon F3
NIkon F5
Nikon New FM2
Nikon FM3A
S3復刻版、SP復刻版 および専用レンズ(3.5cm f/1.8、50mm f/1.4)
ニコノスV および専用レンズ(20mm f/2.8、28mm f/3.5、35mm f/2.5、80mm f/4)
もちろん、部品の在庫がなくなった場合は修理できない場合もあるので確実とはいえないでしょうが、それでもメーカーでまだ面倒を見てくれるというのはうれしい限りです。
ちなみに、最近の噂だと、F3も外装は不足しているらしいとの話です。
今回の延長を機に、一部の部品を再製造してくれているとうれしいけど、それはちょっと贅沢かな。
なお、F3よりは発売が新しいF4は販売終了が先立ったので、すでに補修期間が終わっています。
そういう点でも銀塩AFカメラは不遇の扱いだなぁ。
しかしなぜか価格面ではF4よりもF3の下落が目立っています。
中には一万円台のものもありますねぇ。
補修期間が近づいてたことが影響していたのだとしたら、今回の延長でまた価格が盛り返してくることもあるのかな?
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2 Responses
7月 24th, 2010 at 8:50 AM
F3は外装よりもファインダーの液晶表示の劣化の方が問題と思います。F2もそうらしいのですが、針式のフォトミックファインダーの方が良いらしいです。けど、私的にはNewFM2の3LED式に慣れているのでフォトミックASが欲しいのです。
7月 24th, 2010 at 2:13 PM
straysheepさん、コメントありがとうございます。
元々壊れやすいということもあってか、液晶関連の部品に関しては
在庫が結構あるらしいと聞いています。
外装はそうそう壊れるものではないのもあって、在庫が少なめなんでしょうね。
そもそも機能に影響があるほど、外装が壊れてたら瀕死状態かもしれませんが。
F2は初代フォトミック、フォトミックA、それにフォトミックSの3機種は
使ったことがあります。
フォトミックSは壊れていましたが。
個人的には針とガチャガチャが好きなので、もう一度持つなら初代かなぁと思っています。