みんぽすさんにお借りした富士フイルムのコンパクト「FinePix Z800EXR」を早速、持ち歩いて軽く撮影してみました。
モードは基本的にEXRオートで撮りました。
また、写真はすべて未加工の撮って出し(EXIFのみ日付除去)です。
EXRにもHR(解像度優先)、SN(低ノイズ優先)、DR(ダイナミックレンジ優先)とありますが、オートにしておけばシーンに応じて自動的に切り替えてくれて、かなり便利です。
上の写真だと、DRに自動的になっていて、背景の青空も記憶に近い色合いが出ています。
なお、Z700EXRだと、こういうシーンで紫に色が転ぶことがあったのですが、それがだいぶ軽減されている気がします。
EXRの撮像素子や画像処理も進化して、色飽和に近づいた際のカラーバランスがよくなったのかもしれません。
また、被写体によって、マクロや人物など、シーンも自動認識されるのもEXRオートの良さです。
測距や顔検出などの動作も速いので、素早くモードが切り替わってくれますしね。
次はEXRオートとマニュアルモードの違いを試してみます。
まずはEXRオートで、道端に咲く小さなお花を撮ってみました。
こちらも陽射しが強かったからか、ダイナミックレンジ優先モードになったようです。
画素数でいえば、600万画素相当ですが、それだけあれば十分ですからね。
お花は多少オーバー気味の露出ですが、白飛びは少なく、ちゃんと高輝度部分も粘ってくれています。
これをマニュアルモードで撮ってみると、こんな感じです。
露出は-0.3EVにしてありますが、それでも花の一部がやや白飛び気味です。
ここはやはりダイナミックレンジ優先モードの有利さが出ていますね。
様々なパラメータを自由に設定できるという点ではマニュアルモードのメリットも多いのですが、コンパクトカメラの手軽さを考えると、普段の撮影はEXRオートで十分といえるかも。
ただ、EXRオートだと、露出補正やホワイトバランス、AFモード、Dレンジ、ブレ帽子などの設定が変更できなくなってしまいます。
なお、EXRモードでもDR、SN、HRのいずれかを選べば、上記のどれも設定変更可能です。
オートということで手軽さを強調する意味もあるのかと思いますが、露出補正だけでもできると、ちょっと便利かも。
なにぶん暑かったので、短い撮影時間でしたが、Z700EXRと比べても、撮れる写真の安定性が向上している印象を受けました。
ただ、さすがにZ700EXRからの買い替えを検討されていらっしゃる方は少ないと思いますので、次回はそれ以前のZ3やZ100fdとの比較をやってみようかと思っています。
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