発売したばかりのSONYの新しいデジタル一眼「α33」と「α55」ですが、シグマのレンズを装着すると、絞り作動がおかしくなり、カメラエラーとなることがあるんだそうで。
http://www.sigma-photo.co.jp/news/info_100910.htm
全てのレンズで発生するというわけではないようですが、かなり新しいものでも発生の可能性はあるようで、出荷中のものでも起こりうるみたいです。
対応済みの製品には箱にシールが貼られていてわかるようになってるそうですから、これから購入される方はシールを要チェックですね。
なお、問題が発生したレンズについてはメーカーに送ることで無償対応してくれるんだとか。
ただ、古いものは対応不可能なケースもあるそうです。
はっきりとはわかりませんが、SONYに移行した後に販売されていたものが対象かなぁ。
ちなみにSONY純正、ミノルタ、タムロンなどでは今のところ、上記の不具合は報告されていないようです。
シグマの場合、キヤノン用レンズで似たようなエラーが多発する傾向がありますが、αの場合、絞りは機械的な動作がメインなんですけどねぇ。
どこかで聞いた話ではシグマさんはROMをメーカーから購入せずに、自社で解析して実装してるとか!?
それに加えて、ソニーさんがサードパーティ排除的な処理を入れたのかも?と勘ぐってみたくなりますが、ともあれ、α55/33ユーザーになる方は十分にご注意を。
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2 Responses
9月 11th, 2010 at 2:21 PM
キヤノンの時のは完全に嫌がらせだった感じですけど、SONYのはどうなのかな? どうも「トランスルーセントミラー」によるAF制御系などが絡んでいる気がします。
透過ミラーを用いて高速連写するというアイディア自体は古くからあり、NikonではF2に、キヤノンではF-1に「高速モータードライブカメラ」があります。Nikonは1978年にF2アイレベルをベースに「半透明固定ミラー」を採用したモデルを報道機関向けとして出しています(10コマ/秒)
ちなみに、キヤノンは1971年に「ペリクルミラー(半透明膜)」を利用してファインダー像が消失せずに9コマ/秒の高速連写を達成しています。当時、NikonはFハイスピードというモデルで7コマ/秒を達成していましたけど、ミラーアップと外部ビューファインダーが必要でした。
透過ミラーを固定して高速連写とAFを達成するのであれば、EVFでなく光学ファインダー併用にして欲しかったですね。
9月 11th, 2010 at 8:49 PM
straysheepさん、コメントありがとうございます。
私も実機を見ていないので定かではないのですが、実絞り測光でライブビューをやってるのかなぁ、なんて思っていますが、そこはどうなのでしょう?
一眼レフを前提にしていたレンズを実質ミラーレス的に使うわけですから、多少の影響が出るのは確かに考えられることかもしれませんね。
透過ミラーのモデルは、うちにもペリックスが一台あります。
F1.2やF1.8といったレンズでもファインダーがかなり暗いので、そこがネックだったのかもしれませんね。