Technicsブランドのアナログプレーヤーとして一世を風靡した「SL-1200」シリーズですが、現行のML6の製造が2010年12月には終了して、シリーズが完結してしまうそうで。
実際の製造自体は少し前に既に終わっていると考えたほうが良さそうですね。
正直、ピュアオーディオという観点ではSL-1200は当時もそれほど大注目されたというほどではなかったように記憶しています。
それがDJというニーズが登場して、その使い勝手や堅牢さが注目された部分のほうが大きかったかと。
個人的にはその前身ともいうべき「SP-10」が欲しかったんですよね。
一度、展示機(たぶん後継のmkII)が半額というのを見つけて、かなり真剣に悩んだのを思い出します。
もちろん、SL-1200もその回転精度などの完成度は素晴らしく、コストパフォーマンスの高いモデルでした。
今はアナログプレーヤーというと、良い意味でも懐古的なデザインのものが増えてしまったし、台数がそんなに出ない中でコストパフォーマンスを維持していくのは大変だったことでしょう。
これとともにテクニクスというブランドもほとんど消えかけてしまうわけですが、個人的には何かしらの形で残していってほしいなぁと思います。
LUMIXケータイなんてのも発表されてましたが、音楽に特化したTechnicsケータイなんかもあったら良いかもしれませんね。
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2 Responses
10月 5th, 2010 at 2:32 PM
Technics…、懐かしいなぁ。我が家のシステムコンポはTechnicsでした。まぁ、グレード的には下から数えたほうが良いものでしたけど...。当時「スペクトラム」ってグループがCM出演していた記憶があります。
使わなくなっていたのと場所を取るので処分しちゃいましたが、今思えばもったいないことをしたなと...。スピーカー以外は全部何とも無かったわけだしね。
10月 5th, 2010 at 11:02 PM
straysheepさん、コメントありがとうございます。
うちは父親がオーディオ好きだったこともあって、中学の頃から単品コンポをお下がりで使っていました。
Technicsはマイクアンプを持ってたくらいかな。
ただ、SB-M1とかSU-A2など、超弩級製品にはずいぶん憧れて、福岡のショールームに聴きに行ったこともありました。
オーディオもカメラほどではないにしろ、結構長持ちするものですよね。
私も手元に残ってるものは減ってきましたが、使える限りは大事に使ってあげたいと思っています。