SIGMAからフランジバックが短くても高画質を維持するズームレンズの特許が出ているんだそうで。
APS-Cで18-50mm F3.5-5.6というスペックですが、歪曲補正をソフトウェアに任せて、その分、他の収差をぐんと減らした内容だとか。
バックフォーカスが12mmで珍胴できるレンズ構成ということですから、NEXなどのレンズ交換式がターゲットではなく、同社のDPシリーズやGXR、Leica X1などのレンズ一体型に搭載されるためのものと思われます。
出願日は2009年だそうですから、長期展望で検討されてるもののようですし、まずは自社製品に搭載される可能性が高いかもしれませんね。
DPシリーズは現状、28mm相当と40mm相当ですが、ズームが採用されたら便利そうではあります。
すぐに製品化されるわけではないかもしれませんが、SD1登場後、同じ素子を使った新しいDPが出る可能性も期待できそうですね。
NEXも含め、フランジバックが短いレンズの設計はまだまだ苦労してるところが多いようですが、こうしたデジタル向けに割り切った光学デザインができるようになってくれば、ミラーレスの将来も明るいかも。
サードパーティに刺激してもらって、価格面でも性能面でも良い競争になってくれると良いなぁと思います。
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