ブラウザを通してOffice文書を扱える「Office 365」のβサービスが開始されていたので、早速試してみました。
おおまかに小規模向けと企業向けのプランがありますが、今回は小規模向けのほうを試します。
申し込むと独自のURLが割り当てられ、そこにアクセスすることでブラウザ上で文書作成・管理ができるものです。
使えるのはWord、Excel、PowerPoint、そしてOneNoteです。
ブラウザはMacだとSafariに対応していて、ChromeやFirefoxは正式には非サポートです。
実際、Chromeだとうまく動作しないことも多く、結局、Safariで試用しました。
ブラウザの中でExcelが動いていると「おお!」という感じですが、機能的にはかなり弱くて、あくまでもちょっとした編集もできるといった程度ですね。
図形が貼ってあったりするとWebでは編集できず、その場合はパソコン側にインストールされているネイティブなOfficeで編集して書き戻すような形になります。
どちらかというと、このネイティブ編集がメインで、編集の間はチェックアウトすることができるなど、チームエディットに重きが置かれてる印象です。
Office for Macを使うよりも互換性が高いかなぁと期待して試したので、そこはかなり期待はずれでした。
動作速度自体はわりと快適なんですけどねぇ。
VBAなどが使えないのは仕方ないにしても編集機能くらいは同レベルにしてほしいですね。
Officeのオマケ機能だったり無料のものならまだしも、月額を取るのにはちょっときびしそうです。
ただ、現状はまだβサービスですし、今後の進化に期待したいところです。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)
2 Responses
5月 14th, 2011 at 9:34 AM
ブラウザ上で出来るのは良いですが、実用に耐えないのであれば、考えますね。Macやpcの性能でも差が出るのかも。有料であれば尚更です。
おいらは、フリーのopen office(オラクル)を使ってます。
仕事では、このアプリを使うことがないから、。
5月 14th, 2011 at 5:58 PM
とめさん、コメントありがとうございます。
正直言ってGoogle DocsでWord文書やExcelのスプレッドシートを開いたほうが精度が高いくらいです。
もちろん、保存後の互換性などの難しさもあるのでしょうけれど。
仕事で使う文書でいうと、Office for Macでも互換性はまだまだといった感じです。