パイオニアからiPhone用のアプリ「Automatic Sound Levelizer」というのが出ているのを知り、早速試してみました。
オーディオメーカーのアプリということで、当然ながら音楽関連のアプリでして、名前のとおり、自動的に音量をコントロールしてくれるものです。
具体的には、iPhone本体やイヤホンのマイクで騒音を測って、その大きさで音楽の再生音量を自動的に調整してくれるというわけです。
実際に試してみると、マイク機能のないヘッドホンではどうも本体のマイクで機能してくれないっぽい気がします。
iPhoneのミュート状態などにも影響を受けるのかもしれませんね。
そこで付属イヤホンに替えてみると、こちらは問題なく動作してくれました。
音量の調整幅はあまり大きくなく、劇的に効いてるというような「わざと」感はなくて、非常に自然に機能してくれます。
なお、スライドの上の部分に自動レベル補正の効き具合を表示してくれますから、そちらで周囲の雑音レベルは確認できます。
ただし、アプリはバックグラウンドでは動作してくれず、他のアプリに切り替えると自動音量調整は無効になるようです。
曲の再生自体はiPod側の制御に戻るだけなので、途切れないんですけどね。
効果を持続させるためには、このアプリを立ち上げた状態にしておく必要があり、その状態でもそのままにしておけばiPhoneはスリープしてくれますし、自動レベル補正もそのまま動作し続けてくれました。
騒音環境下ではノイズキャンセリングのほうが効果は大きいかもしれませんが、このアプリもそうしたイヤホンがない環境ではなかなか便利そうです。
オーディオメーカーはこうしたiPhoneアプリが良く登場するようになったのは、うれしい限りです。
今後はハードウェアと連動したアプリなども登場してくるかもしれませんね。
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2 Responses
5月 28th, 2011 at 3:34 PM
上着の内ポケットに入れた状態で地下鉄に乗って、本体マイクでも機能しました。騒音の質にもよるのでしょうか。
スリープ状態で曲のスキップができないのが残念です。
5月 28th, 2011 at 8:05 PM
森田勝里さん、コメントありがとうございます。
私の環境だとどうも本体マイクは反応しないようです。
マナーモードなどが影響してるんでしょうかねぇ。
あと、バッテリーの減りがちょっと心配ではあります。