富士フイルムからネオ一眼(と最近あまり呼ばない気もするけど)「X-S1」が12月に発売になるそうで。
X10の発表の時にすでに紹介されていましたが、ほぼその時のままという感じです。
2/3型EXR CMOSセンサと少し大きめのセンサを搭載しつつ、26倍ズームを実現するのはなかなか良いかも。
焦点距離は24-624mm相当だそうで、まさに交換レンズ不要なネオ一眼らしいモデルになっていますね。
手ぶれ補正もかなり強力らしいですし、望遠域でもF5.6と良心的な明るめのレンズなので、600mm超えの望遠域も実用になりそうな感じです。
昔のEVFだと「やっぱり一眼レフのほうが見えが…」なんて言われて、いつの間にかマイナー機種になっていたネオ一眼の分野ですが、ミラーレスの進化がフィードバックされた今なら結構アリかも。
それにしてもFinePixの名前はどうなるのでしょうね?
レンズ交換式の噂もありますし、徐々にFinePixはフェードアウトするのかなぁという気もします。
まぁ名称は別にどうでも良いわけで、低価格競争に陥らず、息の長い製品を出してくる方向にシフトしてるようなので、この方針がうまくいって他社にも波及してくれたら良いなぁと思います。
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2 Responses
11月 26th, 2011 at 9:56 AM
ネオ一眼て言うネーミングはあまり好きじゃないんですけど、このタイプならかつてルイジ・コラーニのデザインしたキヤノンのコンセプトモデル「SUPER C.BIO」を実現できるんじゃないかと思うんですよね。
http://www.colani.jp/TheColaniLine/5systems/5systems.htm
当時は高倍率ズームレンズが無く、実現困難だったSUPER C.BIOですけど、現在はフルサイズ向けでも10倍超の高倍率ズームが可能な時代ですし、APS-C向けなら13倍とか15倍でもいけちゃう時代。デザインに関しての権利がどうなってるのか不明ですけど、限定生産とかで出したら売れそうな気がするんですがどうでしょうね。SUPER C.BIO自体、プラボディ(ベースはT70)だったし、EOS Kiss X4あたりをベースにAPS-Cサイズのレンズ一体型一眼レフ(ミラーレス可)ってのを出してくれないですかねぇ(やっぱり最低でもAPS-Cのセンサーが欲しいから)
11月 27th, 2011 at 12:13 PM
straysheepさん、コメントありがとうございます。
大きめの素子といってもX-S1の2/3型でも現状、大きいほうですものね。
APS-Cの一体型にすると、「それなら普通に一眼レフでいいじゃん」ってなるのでしょう。
デザインで凝ったり変わった機種を設計するにあたっても製品のサイクルが短いので手間がかけられない点も大きいのかもしれません。
外側に貼り付けるだけなら出せるかもしれませんけどねぇ。