イヤホンをゲットして、次の音質改善策として考えたのはオーディオプレーヤー自体とポータブルヘッドホンアンプです。
そのあたり、事前に色々考えてあったのですが、こちらもゲットしたのは当初とは違うiBassoのUSB-DAC機能付きポタアン「D2+Hj Boa」でした。
最初はオーディオプレーヤーの追加を考えていて、ソニーのウォークマン「NW-X1050」やCOWONなどを考えていたのですが、なにぶん中古狙いなので良い出物に出会えず。
そこで、狙いをヘッドホンアンプに切り替え、こちらは中古で「iBasso T3 Hj」を見つけ、まずはこれをゲットしました。
しかし、喜び勇んですぐに外で使ってみると、どうも左耳側からガリオームのようなノイズが。
そこで立ち止まってみるとなぜかノイズは消えて「あれ?」というのを何度か繰り返しました。
どうやら徒歩時の振動で接触不良を起こしてるようで、ケーブルの可能性も高いとは思いましたが、出張から戻ってしまうと返品も手間になりますから、結局、返品。
ただ、そうなるとやっぱりヘッドホンアンプが欲しくなりますから、ちょっと上の「iBasso D2+ HJ Boa」になっちゃったというわけです。
音質的にもT3だとiPhone単体との差がややわかりづらいところもあったので、ある意味、良かったのかもしれませんが。
そんなこんなでゲットしたD2+Hj Boaですが、T3とは違い、USB-DAC機能も搭載しています。
さきほどの返品のこともありましたから、念入りに動作確認していきますが、このUSB-DACがなかなか良い感じです。
WolfsonのWM8740搭載だそうですが、おまけ程度かな?と思っていたので、ちょっと意外でした。
MacBook Airで使うと、音質向上をかなり明らかに体感でき、低音の階調が非常にしっかりするのが感じ取れます。
USB-DAC時はLINE OUTも取れるので、ポタアンとしてではなく、USB-DACとしてもAirとの組み合わせにはちょうど良いかも。
もちろん、アナログ入力のほうもT3よりはかなり上質で、iPhoneのイヤホン端子からでも音の進化は確認できます。
残留ノイズも多少ありますが、それほど気になるほどではないと思います。
ゲイン切り替えも2段階あるので、イヤホンに合わせて調整できますしね。
ただ、電源On時にかなり大きめのポップノイズが入るので、そこがやや欠点かな。
さらにiPhoneについてはDockからライン出力を取るFiiO L3も導入してます。
これでさらに濁りの少ないものになって、ortofonと組み合わせれば、これまでとは比較にならない進歩です。
その分、デカさや配線の煩わしさもかなりのものなので、ポータブルになるのか?という問題は残るんですけどね。
今ちょうどGo-Dap Unit 4.0もお借りしてますし、これともしっかり聴き比べてみようかな。
あちらはiPhoneでデジタル伝送できるのと配線の点では優位ですが、今のところ、実際の音の感触はiBassoがリードかなぁ。
ortofonにしての検証はまだまだなので、そこはまた後日、正式にレビュー記事としてエントリします。
あとはやっぱりプレーヤーの強化でしょうか。
iPhoneの音質うんぬん以前に、電話にDockケーブルやらポタアン、さらにはイヤホンがくっついてる状態というのは非常に使いづらいです。
ここはiPod classicを使うか、専用のプレーヤーを用意する方向になりそうですね。
できれば、USBオーディオでつなげられるプレーヤーがあれば良いのですけどねぇ。
今のところ、それだとLinux系のプレーヤーとか、iPad(D2+Boaだと不安定らしいけど)くらいでしょうか。
今後はそのあたりをもうちょっと調べてみようかと思っていますが、それってなんだかポータブルオーディオにハマってるような気もしますけど、きっと気のせいでしょう。
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2 Responses
12月 16th, 2011 at 12:33 PM
バンナイズとかでポタアンとiPodを一緒に入れれるケースは出てますけど
それって、後ろのチャージ切り替えのスイッチがどうなるのか
オンラインショップの写真からはわからないのがちょっと不安。
12月 16th, 2011 at 7:53 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
このあたりのケースですね。
http://www.vannuys.co.jp/n_headphone_amp_muketsu/index.html
持ち歩いてる場合はチャージを気にする必要はないので、平気かと。
iBasso D5のように突起が少ないタイプのほうが安心感はありますけどね。
ぜひ海外のD6あたりに冒険してみてくださいませ。(笑)