• 2312月

    先日ゲットしたばかりのstereo 1月号のおまけアンプ「LXA-OT1」ですが、基板がほぼむき出しのままだとやっぱり使いづらいので、ケースを自作してみることにしました。

    最初は木の箱に入れようと思っていて、ちょっと大きめの升を買ってきてみたりしたのですが、ほんの少しだけ小さかったんですよねぇ。
    あと、蓋もないですし、とりあえずは収納優先で、shigechanさんに教えていただいたタッパーを使うことにしました。
    ダイソーで440mlの2つ入りのをゲットし、これを加工です。

    道具はキリとカッター、ハサミくらい。
    かなり力技での加工です。
    それでも背面だけはスピーカー端子と入力端子を固定したかったので、それぞれに穴を開けるというところにこだわってみました。

    その分、後ろ足を付けていると中に入らないので、後ろ足は撤去して背面のネジでの固定です。
    ネジはあとで買いに行ったんですが、M3のを買ってきてしまい、失敗。
    とりあえずスピーカー端子は固定できてますが、今度また買ってきて、ちゃんと固定したいと思っています。

    そして、音質に関してもいくつか簡単にできることからチャレンジしています。
    まずはiTunesでいつものイコライジングをやってみます。

    4kHzあたりがちょっと耳に付く部分があったので、そこを下げたというところでしょうか。
    ただ、スピーカー側の問題かもしれませんし、イコライジングによる音の劣化もちょっとわかってしまうあたりがなかなかです。
    とはいえ、往年のLUXMANっぽいトーンになったとはいえるかもしれません。

    そしてもうひとつ、ACアダプタも替えてみます。
    標準で付属するACアダプタは12V1Aのものですが、保護回路がちゃんと入っていたり、LUXMANのマークもあったりで、音質への配慮もわりとできているものです。
    しかし、やっぱり1Aというのはちょっと心細いかなぁと。
    ということで、LXA-OT1のおかげで使わなくなったTopping TP21に付属の14V4Aのアダプタに変更しました。

    電圧も上がりますから、あくまで自己責任で実施する必要がありますが、一応、stereo誌でも16Vくらいで動作させている改造例も載っていますし、14VくらいはOKでしょう。
    音は低音域の重心が下がった印象で、骨太になった気がします。
    さきほどのイコライジングは12Vの時にやったものですが、これだと低域がしっかりした分、イコライジングは不要かもしれません。

    本来はケースもしっかりした金属ケースで制振対策、コンデンサやオペアンプの交換や、電源は安定化電源とか、いろいろやりたいことはありますけどね。
    ただ、この気軽さも良いわけで、あまり慌てず、ひとつずつ改造していこうかな。
    エージングもまだまだやっていこうと思いますしね。

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    Filed under: Audio
    2011/12/23 7:13 pm | 8 Comments

8 Responses

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  • shigechan Says:

    ども、今晩は。

    経験から言うと市販の金属ケースは肉薄の物が多く、無線機用の5A電源を
    作ったときはトランスのブーンと言う振動が聞こえましたので、小型軽量の
    内容物にはタッパーウェアがお勧めできますよ。

    この間は中途半端な説明になってしまいましたが、OPアンプとして
    1.NJM4580D
    2.LT1364CN8
    3.NJM5532D
    4.MUSE8820D
    5.MUSE02
    などがお勧めかと。安価で音質変化が感じられるのは4580です。4850は表面実装
    タイプしか手持ちが在りませんが、MUSE8820Dは手持ちがあるので今度送ります。
    音質レポートして下さい。LTC1364CN8はSACDプレーヤーへ載せた品種です。

  • straysheep Says:

    Stereo誌1月号、私も購入しました。ケースは、フィギュア等をディスプレイするためのコレクションケースを使ってみました。
    私も背面のスピーカー端子と入力端子を固定したかったので、できるだけそれぞれに合わせて穴を開ける方向で加工しました。が、透明のプラスチックカバーをカットするのは一苦労。第一弾はカットで失敗したので明日にでももう一個買ってきて作りなおす予定です。

    コレクションケースを使うアイディアは、Stereo誌の広告に載っていた専用アンプベースから...。あれはアルミ削り出しのベースにアクリルのボンネットというものでしたが、もっと手軽になにか無いかと考えていたら100均のコレクションケースが思いついたというわけです。
    横に少しだけ長いケースなので中央に入れても良かったのですが、わざと左にオフセットして見ました。開いている部分を使って何かできないか思案中です。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    金属ケースだから良いというものでもないのですね。
    タッパー、あとで調べてみると、裏返しで使ったほうが作りやすかったかも。
    見かけはイマイチですが、使い勝手は上々です。

    オペアンプ、出張時に買ってみようかと思っていました。
    MUSE8820D、送っていただけるとのこと、恐縮です。
    お会いしてオフ会もどきができればベストなのですが、1月もまたバタバタしそうな感じです。

    ちなみに、父親にこのアンプのことを話したら、欲しくてたまらないようです。
    弟が金属加工もできるので、ケースを作ってあげようかとか言っておりました。

  • MacBS Says:

    straysheepさん、コメントありがとうございます。

    コレクションケースは素材としてはベストかもしれませんね。
    他にも千両箱みたいな貯金箱とか、木の升なども考えましたが、加工性の良さからタッパーにしました。
    空いてる部分にはUSB-DACのキットあたりを入れると面白いかもしれません。

  • shigechan Says:

    ども、お早うございます。

    OPアンプは本日発送致します。そう言えばこのキットの脚:スペーサーは
    随分長いのが付いていますね。長さ5mm程度でOKかと思いますが、ひょっと
    すると自動車用品店などにあるかも。ファストン端子なども置いてあるので
    便利な事もあります。ねじの類いや工具も揃っているので助かります。

    OPアンプはソケットですよね。これは直ぐに交換可能で問題ないですが、
    あのケミコンは、信頼性があるのかどうか疑わしいです。
    なので交換をお奨めした次第ですが、実際はPbフリーハンダが使われている
    でしょうから作業は口で言うほど簡単ではないです。

    現実的なお奨め目手順は、以下の通りです。
    1.ラジペンなどでケミコン本体をねじり取る
    2.基板にはケミコンの脚だけ残るので、裏側から半田ごてを十分に当てて脚を
    ひっこ抜く
    3.抜いた穴にはハンダが残る(と思います)ので、一度Pbフリーハンダを
    溶かし込む
    4.真空ポンプ付きのハンダ吸い取り機でハンダを吸い取る(スプリング式の
    ハンダ吸い取り機は論外です)
    5.4が不可能ならば0.8mm程度のドリルで穴を通す

    今までなじんでいた鉛入りのハンダとは融点が40℃ほど違うので、作業性は
    激変します。フラックスの煙も喉に来る感じです。ご注意を(^^)

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    オペアンプ、たくさん送っていただけるようで大変ありがとうございます。
    届いたらぜひレポートしたいと思いますが、shigechanさんは購入予定はナシですか?

    スペーサーは長さがあり、下側にネジ穴がないので、ちょっと扱いづらいです。
    父親も購入したようですが、足を交換して下にネジのある部材を見つけてきて、木の台座に固定したようです。
    また、上部のカバーにはポリカーボネートを使ったみたいです。

    コンデンサの交換は別の機材で練習してからのほうが良いかもしれませんね。
    なにか実験台になりそうなものを探してきてみると良いかも。
    ただ、その実験台のほうにハマっちゃう可能性もありそうですが。

  • shigechan Says:

    今晩は。どういたしまして。

    残念ながら購入予定はありません。Sound Stickで聴いていますし、ラジオや
    周辺機材、パーツ類が増えてきたので、そうそう物を増やせない状況です。

    ねじ穴がないスペーサーの方が珍しいですよ。ホントに徹底的にコストダウン
    したかったんでしょうかね。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    近所の書店も見てみましたが、すでに売り切れでした。
    Amazonも少しの間、在庫が復活してましたが、またなくなったようです。
    スピーカーよりもニーズが少ないかなぁと思ったのですが、意外に購入者は多いようです。

    スペーサーも含め、比較的大量に調達・生産することでコストダウンしたのでしょう。
    今回のがうまくいくと、また年2回くらいのペースで付録を付けるのかも。
    USB-DACあたりの希望を良く目にしますから、そのあたりかな?
    他誌が追従してくる可能性もありますしね。
    来月のトランジスタ技術がまさにUSBオーディオの特集で、USBオーディオアンプの試作などをしてるみたいです。
    http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/120/Default.aspx