stereo 1月号の付録アンプ「LXA-OT1」用にといただいたオペアンプをようやく交換できたので、軽くレポートしてみます。
まずは懸念だったIC引き抜き工具ですが、Seriaで毛抜きを買ってきて、先を曲げることで代用してみました。
これでも結構抜きづらい感じでしたから、マイナスドライバーでやらなくて良かったかも。
なお、上の写真を撮った時は先がやや尖ったままでしたが、この後、ダイヤモンドやすりで先を丸くしておきました。
なお、抜く前にはACアダプタを外しておくべきかと。
またオペアンプには向きがあるので、装着時には間違わないように注意する必要があります。
間違えてしまうとオペアンプやアンプ本体側を破損する可能性も高いです。
あと、交換先のオペアンプは足がやや広がっていたので、そこは工具を使わず、指で軽く整えてソケットに挿入しやすくするしてから装着しました。
いずれにしても、力を入れすぎないように注意が必要そうです。
慣れれば、そんなに難しいものではないのでしょうけれどね。
これでオリジナルのNJM4558からMUSES8820に変わりました。
一聴して、思った以上の音の変化が感じられました。
ちょっとした味付け程度かと思っていたので、これはちょっと意外でした。
実際の変化の具合で一番目立つのは、高域が華やかになるところでしょう。
音数が増えた感じで、歪みも減り、オペアンプ単体の性能は明らかにMUSES8820のほうが上だと感じます。
ただ、デジタルアンプくささはやや強くなったところがあり、これまで使っていたTopping TP21に近くなってしまったようにも思います。
長く聴くにはちょっと聴き疲れする要素があるかもしれませんね。
まだオペアンプのエージングができてないので、これから変化してくる可能性もありますけどね。
また、低域と高域がワイドレンジになった分、ボーカルを中心とした中音域ががやや引っ込んだように感じるところもあります。
高域と低域の純度が高いだけに、その差が聴感上バランスがやや悪く感じるのかもしれません。
ただ、音源をiBasso D2+Hj Boa経由に変えると高域のきつさが少し減り、低域の重心が下がるので、音源自体の質感に左右されている可能性も否定できません。
ちょっとウォームトーンで懐かしめの風情だったノーマル状態から、現代的なHi-Fiになったというのが、今のところの感想でしょうか。
こうなると他のオペアンプが気になってくるところなんですが、しばらくはこのまま使ってみようかと。
エージングが進んで十分聴きこんでから次に、という感じで、のんびり試していこうかと思います。
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2 Responses
12月 30th, 2011 at 10:49 PM
オペアンプを1個秋月からお取り寄せしたら
送料の方が高いですからねぇ
出張の際に買えたらいいですね
12月 31st, 2011 at 8:30 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
秋月の送料は500円なんですね。
私の場合、宿泊先が秋葉原ですが、別の場所だと電車賃もバカにならないかも。
MUSES01やMUSES02なら送料も気になりませんよ。(笑)