RATOCから新しいUSB-DAC「RAL-24192HA1」が4月に発売されるそうで。
名前の通り、24bit/192kHzに対応するヘッドホンアンプ内蔵モデルです。
これまでも「RAL-24192UT1」という機種がありましたが、こちらとはデジタル入出力の位置付けが違っています。
新しい機種は光デジタル入力がありますが、デジタルアウトがありません。
RAL-24192UT1のほうは逆にデジタル入力がなくて、同軸出力があります。
どうせなら全部入りのほうがうれしいですが、新機種はあくまでもヘッドホンアンプ、従来モデルはUSB-DDC的な位置付けなんでしょうね。
おねだんは今回のモデルのほうが定価ベースでは、かなり安くなっています。
また、新機種の特徴は専用ドライバが不要なところです。
96kHzまではWindowsでも汎用ドライバでいけるものが多いですが、192kHzはUSB Audio Class 2.0専用ドライバーのインストールが必要でした。
今回はUSB Audio Class 1.0ドライバーを使いつつ、USB EHCIデバイスドライバーが持つHigh Band Widthモードを使うという合わせ技のような方法で専用ドライバ不要にしてあるそうです。
素直にドライバくらいは入れても良いんじゃないかなぁという気もしますが、技術魂の強そうなRATOCらしいといえるかも。
なお電源は5V2AのACアダプタが付属しますが、バスパワーでも動作するそうです。
うちはもうhiFaceがあるから同軸入力がないこの機種はターゲットになりづらいですけど、RATOC製品自体は気になる存在ではあります。
これベースの全部入りモデルが山本音響工芸さんのOEMあたりで出たら、ちょっと面白いかもなぁ、なんて思います。
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