先日、Nmodeというオーディオブランドを紹介しましたが、同じメーカーからLyricという新しいオーディオブランドが登場するんだそうで。
そもそもNmodeを出してる会社の社名がLyricだそうですから、そういう意味ではこっちが本流になる可能性もあるのかな?
NmodeはSHARP時代の1bitデジタルを踏襲した、ある意味、最新鋭のテクノロジー主体ですが、Lyricのほうは真空管を活用した対極的ともいえる内容です。
ただ、素子としての音の傾向は本来、似ているような気もします。
真空管というとイメージで温かみのある音、という思い込みとブランディングが多いですけど、本来は意外とそうでもないと思うんですよね。
最初のラインアップは真空管アンプの「V-LA1」とCDプレーヤーの「V-LC1」の2機種です。
特にCDプレーヤーは24bit/192KHzに対応したPCM1792やオペアンプにOPA2604を使いつつ、出力部に定番の真空管、12AU7を使ってるハイブリッドです。
アンプのほうはKT88使用で、わりとオーソドックスな構成のように見えますが、さきほども書いたとおり、音のチューニングは一般的な真空管アンプと違うかもしれません。
お値段はどちらも10万円台と、Nmodeのほうがお手軽価格ですが、機会があれば、両方を比較試聴してみたいものです。
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