先日のJX500の修理で存在を思い出した同様の症状だったモデル「FUJIFILM A100」も分解してみました。
症状としては全く同じで、電源ボタンを押しても反応がないものの、再生ボタンを入れ、その後、シャッターボタンを押せば撮影はできる、というものです。
電源を切る手段はないわけですけどね。
そして、修理も全く同じで、液晶パネルと基板の接触をしっかりしてやることで動くという…。
完全にバラしたわけではないので、正確にここが接触不良というのを特定してないんですが、こっちのほうが挙動は安定しています。
珍しいことにFinePixではないコンデジなんですが、X10やX-Pro1とはおそらく逆の意味合いで、安すぎて名乗るのをためらった感じでしょうか。
他社にもそっくりな機種があるので、おそらくOEMによる部分も多いのでしょう。
ただ、写り自体は比較的良い感じで、その辺りもJX500に近い印象があります。
なお、ファームウェアが最初は1.00だったので、これは1.02にアップデートしておきました。
ジャンクコーナーには似た感じのAX250だか、AX300だかも見かけました。
同じ症状かどうかは確認してませんが、ジャンクコーナーの常連になるというのはメーカーにとってもあまり良いことではないですねぇ。
液晶割れなどの物理的破損とは違うのですし、今後発売のモデルで対策していってほしいなぁと思います。
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