FOSTEXから小さなアナログアンプ「AP05」が11月中旬に発売予定だそうで。
この機種、先日発表になった自作スピーカー”かんすぴ”シリーズのアクセサリー的な位置づけになっていて、出力5W×2のアナログアンプです。
最近はヘッドフォンアンプを内蔵したUSB-DACは多数出ていますが、スピーカーを駆動できるアンプというと手元にないという方も多いだろう、という想定でしょうか。
確かにアンプ内蔵スピーカーからだんだんシステム構築していく場面では良い選択肢になりそうです。
なんといってもまずはお値段が5000円弱くらいというのがうれしいところでしょう。
中華のデジタルアンプなら、このくらいからありますけど、これは一応、アナログアンプですし。
ちなみにデジタルアンプというと「デジタルだから音が良い」みたいな印象をお持ちの方もまだ多いのかもしれませんが、PWM変換を使った高能率アンプといったところですからね。
アナログアンプもピンきりですので一概には言えませんが。
電源はACアダプタを使うもので、DC12V駆動のようです。
おそらくアナログのパワーICを使ったものなのではないかと推測しますが、中の写真が見当たらないので、回路構成は不明ですねぇ。
当てずっぽうの推測としてはTA7252APあたりを使ってるのかなぁ、なんて思ってみたり…。
消費電力はデジタルアンプよりは多めの約22Wですが、電源スイッチはなくて、無信号状態が約15分間続くと自動的にスタンバイになる仕組みだとか。
このあたりも確かTA7252AP辺りならスタンバイ制御も可能だったかと記憶しています。
シリーズ通り、かんすぴで使っても良いですし、古いスピーカーならそこそこ高能率のものが多いですから、眠ってるスピーカーを蘇らせてみるのにも良いかもしれませんね。
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