シグマ純正のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が5.4.1に更新されていたので、早速アップデートしておきました。
今回の修正項目は以下のとおりとのこと。
・9スレッド以上で動作するパソコンで異常終了する問題を修正
・高解像度モニタで画像表示時、異常終了する現象を修正
・「X3Fファイルの作業用色空間」が初期設定の場合、色空間設定が不正となるバグを修正(Mac)
・レビュー画像処理中にX3Fボタンで保存時に、エラーや異常終了する問題を修正(Windows)
・Windows XPでレビュー表示の色が実際と異なって表示される問題を修正(Windows)
FOVEONの処理だけでも大変なのに、自社でRAW現像ソフトまで維持するのは大変でしょう。
まさに撮像素子からカメラ、レンズ、さらにはソフトウェアまでやってるというのは、他の大手カメラメーカーでも少ないですからね。
また、「DP1 Merrill」と「DP2 Merrill」の最新ファームウェアも公開されています。
私はいまだに初代DP1なので、こっちは関係ないんですけどね。
修正項目はホワイトバランスがAWB以外だと、画像表示に選択したホワイトバランスが反映されない現象を修正したとのことです。
Merrillはスタート価格が意外と安めだったんですけど、その後あまり値崩れせずに推移しているようです。
バッテリーの持ちが悪いとか、いろいろ使いづらいポイントもありますけど、他に対抗できる競合がないというのが強みになってるのかも。
むしろ、SD1 Merrillのほうが中古の出物は多い印象があるくらいですし、その前のSD15やSD14あたりの値下がりが凄いですけどね。
DP Merrillのほうに話を戻すと、ユーエヌから専用のグリップブラケットも出るようで。
三脚穴を使う、この手のタイプのグリップは銀塩時代にもありましたが、面白いのはグリップを付けたままでもバッテリー交換ができるというところかと。
ここもバッテリーの持ちの悪さを考慮したのでしょうが、どうせならグリップが外部バッテリーを兼ねたものになっていれば良いのに、なんて思ってしまいました。
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