• 191月

    先日、iPhone用の高音質化プレーヤーアプリ「FANTABIT」FANTABIT - DIGITAL ACT Inc.が限定無料になっていたので試してみました。

    圧縮音源からFANTABIT技術なるもので復元するという内容なので、MP3を試聴してみました。
    結論からいうと、音は明らかに変わりますね。
    基本的には高音の倍音補間のような内容みたいで、ちょっと高域に不自然な強調感が出るように感じました。
    好みやイヤホンとの相性もあるのかもしれませんが、私にはドンシャリ的な雰囲気に感じて、あんまり好きではなかったかも。

    ソフトウェア自体は有料アプリだけに完成度の高いもので、使い勝手も良好でした。
    アプリ自体では機能のオン・オフが出来ないようでしたが、他のアプリで同じ音源を直後に再生してみるとぼんやりした音に感じるので、ハマれば手放せないソフトになるかもしれません。

    ただ、すでに有料に戻っていますし、これだけではなんなので、無料アプリの「Denon Audio」Denon Audio - D&M Holdingsも紹介してみようかと。

    こちらはオーディオメーカーのDenonが出しているアプリで、無料でありながらパラメトリックイコライザーが使えるというスグレモノです。
    プリセットもありますが、上のスクリーンショットのように自分でカーブをつまんで帯域のレベルを調整することができます。

    また、ついつい上にばかり上げてしまいがちな調整も内部でゲインコントロールしてくれたりと、そのあたりはやっぱりオーディオメーカーらしいなと感じます。
    素の音質という点では純正のプレーヤーアプリとさほど変わらないような印象ですが、動作も比較的軽快ですし、試してみる価値はあるかと。

    あとはアプリでは無理なんですけど、iOS機器もそろそろハイレゾ音源に対応してほしいかな。
    iTunes Store自体が対応しない限りはないのでしょうから、まずはそちらに期待したいところです。

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    Filed under: Smartphone
    2013/01/19 7:00 pm | FANTABITとDenon Audio はコメントを受け付けていません

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