上海問屋から真空管を使ったヘッドフォンアンプ「DN-84335」が登場しました。
今回のはフィリップスの6922という真空管とNE5534というオペアンプを使ったものだそうです。
回路にはあまり詳しくないのですが、YAHAというハイブリッドアンプの自作例が出ていて、これと構成が似ている感じですね。
デザインのほうはMiu-tech AudioのMKTP-1にかなりソックリで、普通に考えると同じものかもしれませんが、なにぶん中華は精巧なパクリもあるので中身まで同じかは不明です。
もっと言えば、Carot OneのFabrizioloもソックリなわけで、大本はこれの真似でしょう。
入力はアナログのみのシンプルなものですが、アンプ部が優秀ならむしろそのほうが組み合わせを楽しめて良いかも。
USB-DACがないとなれば当然電源が必要ですが、こちらは定番のACアダプタ駆動で、12V3.5Aのものが付属するようです。
先ほど挙げたYAHAの例も12V駆動でしたから、かなり基本に忠実な構成っぽいです。
見た目や主だった部品が似ているといって同じ性能が出るとはいえないのがオーディオの難しいところですが、「ちょいとボリュームツマミが固めな回し心地」のせいもあってか、お値段はだいぶお手頃のようなので冒険してみるのも良いかもしれません。
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