• 203月

    先日、バイワイヤリングにしたスピーカーケーブルですが、せっかくだからちょっと遊んでみようということで、バイワイヤリングケーブルの上下といいますか、高域と低域を入れ替えてみました。

    今までは高域側がMONITOR Cobra6Sで低域がTIGLON MS-12SPだったんですが、これを高域がTIGLON、低域がMONITORにしたわけです。
    少しドンシャリっぽいところもありそうですが、結果的にはこちらのほうが一般的にはHi-Fiっぽくて良いかも。
    低域に重みが増した分、高域は派手さ自体は少し減って落ち着いたものの、伸び自体はあるというところです。
    全般的にはMONITORのケーブルのほうが音への影響が大きい印象です。

    それならバイワイヤリングをやめてMONITORのケーブルのみにしたらどうだろう、ということでバスバーを付けてMONITOR Cobra6Sを低域側のターミナルに取り付けてみました。
    すると、基本的には高域にMONITORを使った時に似た傾向ですが、全体的なバランスも整った感じがします。
    中域付近にやや濁りを感じる部分もありますが、現状ではこれがベストかな。

    たぶんほんとは双方ともMONITORのケーブルにしてバイワイヤリングするのが良さそうなんですけど、現状はそれだとケーブルが太すぎてアンプ側が対応しきれないですからねぇ。
    当面はしばらくはこれでいってみるつもりです。

    それにしてもスピーカーケーブルでの変化というのは理屈ではなかなか不思議なんですが、やっぱり違うというのが実感なんです。
    スピーカー自体が一筋縄ではいかない暴れん坊な電気(等価)回路という側面もありますし、それにネットワークの影響などもあるのでしょうね。
    コストパフォーマンスで考えればアンプやスピーカー自体に投資したほうが良いのは確かですけど、こうやってちょっとした変化を楽しむのもオーディオの楽しみ方の一つかなと思って遊んでいます。

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    Filed under: Audio
    2013/03/20 12:00 pm | スピーカーケーブルを見直し はコメントを受け付けていません

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