AdobeのRAW現像ワークフローソフト「Lightroom」の次期バージョン、5が早くも姿を現し始め、パブリックベータが公開されています。
Adobe Labsから無償でダウンロードできますので早速インストールしてみました。
これまでもPublic Betaが無償公開されたことがありますが、今回のはアプリケーションアイコンも変わっていませんし、UIも変化が少ない印象です。
もちろん細かく見ると、スポット修正ブラシが従来の円形のみからブラシで自由な形にできるようになったり、水平補正が簡単にできるUprightツールなど、より便利な新機能も増えているんですけどね。
Lightroomでは基本的にレタッチをするような使い方をしていないんですけど、ゴミ除去くらいはスポット修正で済ませることも多かったので、ブラシが使えるのは良いかも。
ただ、Photoshop CS6相当の「コンテンツに応じて」のレベルではなく、その前のクローンブラシと同等くらいですけどね。
反面、Public Betaだからなのか、処理がかなり重くなった印象があります。
感覚的なものだけでなく、Mac miniのファンが今までよりも派手に回ることからも明らかに負荷が高いのだろうなぁと。
具体的には現像時でCPU 200%、メモリが2.8GB程度の消費で、実際の現像時間を測ると40枚の現像に5分ほど掛かっていました。
LR4では同枚数で3分くらいですし、X-Transのような特殊なものではなくてα700のベイヤー画像ですから、ずいぶん差があるなぁという感じです。
なお、試用期限は6月末とのことなので、前回のLR4からするとその前に製品版が登場する可能性が高そうです。
もしくはその前に次のBeta2とかが出ることもあり得るとは思いますが、いずれにしてもそう遠くない時期にバージョンアップすると思っておいたほうが良さそうです。
最新のカメラを使わないのであればLR4のままでも良いのですけど、Photoshopほど高価ではないですし、今から予算立てしておくのが良いかなと思ってるところです。
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