USB-DACやポータブルプレーヤーを調べていて、タイトルの「HIFI-ET MA9」という機種が出ているのを知りました。
最近は海外ブランド(ほぼアジア系ですが)から高音質なDAPが登場していますが、このMA9もご多分に漏れず中国製とのこと。
HIFIMANに名前が似てますが、たぶんまた別のメーカーなんでしょうね。
大きな特徴としてはDACチップにPCM1704を採用しているところでしょう。
決して新しいチップではないですが、据え置き型プレーヤーでは定評のあるもので、逆に言うとポータブルで使おうとは普通考えないものかと。
電圧もそれなりに高めですし、電流出力なのでIV変換が必要で、さらにオーバーサンプリングして入力してこそチップの性能が活きてきたはずですから、周辺回路も結構大型化しますからね。
それだけにサイズはiPhoneを3倍くらい分厚くしたような感じではありますが、素子はふんだんに盛り込んであって、その辺りも最近のDAPに近い印象です。
日本のオーディオブランドもこの路線に追従しろとは言いませんが、一社くらいは対抗心を燃やしても良いのではないかなぁ。
ヒビノさんやFOSTEX、ベンチャークラフトなど、以前はポータブルオーディオにあまり関わっていなかったところが頑張ってくれていますけどね。
話を戻してMA9の気になるお値段はやっぱりそれなりに高くて、9万円前後のようです。
HDP-R10も発売当初からするとだいぶ下がって7万円台になってますし、個人的にはES9018の音を一度試してみたいというのもあるからなぁ。
使用頻度からすると据え置き機に投資したいというところですが、MA9にもUSB-DAC機能があるので、これから両方で活用したいという場面であれば選択肢に入りやすいかもしれません。
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