PENTAXからQマウントのミラーレスカメラのニューモデル「PENTAX Q7」が7月に発売だそうで。
これまでのQは1/2.3型とコンデジにしても小さいくらいの極小センサーを採用していたわけですが、今回はそれを1/1.7型の裏面照射型CMOSセンサーに大型化してきました。
Qマウント発表当初から少し大きめの素子にも対応させたマウント&レンズ群ということは公表されていましたけど、それなら最初からこの大きさでも良かったんじゃないかなぁという気もします。
通常ならイメージサークルの問題などでレンズが肥大化するなんて問題もありますけど、これはそもそも主だったレンズ自体は事前に対応させてたわけですし、素子の価格も35mmフルサイズのような高価格ではないでしょうし…。
なお、1/1.7型に対応のレンズは高性能レンズシリーズに属する01/02/06レンズで、ユニークレンズシリーズに属する03/04/05ではそれぞれのイメージサークルに最適化した画角にトリミング処理して記録するんだとか。
これもなんだか中途半端で、ユニークレンズのほうも何故最初から対応させておかなかったんだろう?とか思ってしまいます。
当然ながら画角も変わってしまうわけで、これまでの35mm判換算5.5倍から約4.6倍相当になります。
Q7ですと01レンズが39mm相当、02が23-69mm相当、06が69-208mm相当という計算になるようです。
もちろん本体サイズを技術的にほぼ同じ大きさにする目処が立ったからというのもあったのでしょう。
そういう意味では外寸や重さはほぼそっくりQ10と同じのようで、Qシリーズの最大のメリットでもある持ち歩きやすさはしっかりキープされています。
1000セット限定のコンプリートキットも出るんだそうで、これを見るとAuto110の直系なんだなぁと感じますね。
そういう意味では求められてるニーズは守ってると思いますし、ある意味、Q7はQシリーズの「フルサイズ機」と言えるのかもしれませんね。
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2 Responses
6月 13th, 2013 at 7:59 PM
Dマウントレンズがケラれそうなのでちょっと
6月 13th, 2013 at 8:10 PM
SKY ONEさん、コメントありがとうございます。
Q7がフルサイズとすれば、Q10のような1/2.5型も併売されるのかも。
あと、ユニークレンズシリーズはトリミングされるので、本体側あるいはマウントアダプタ側で細工をすればトリミング出力できる可能性は残るのではないかと思います。