SONYのWebサイトに「ヘッドホンを作ろう」というページがあるのをWeb経由で見つけました。
Final Audio Designがたまに家電量販店などで自作イベントをやってますけど、あれはパーツを組み立てる感じのものですが、今回紹介するのは夏休みの工作といった趣です。
なにしろ、ヘッドバンドは牛乳パック、ハウジングはペットボトル、振動板に至ってはペットボトルに貼ってあるフィルムですからね。
厳密にいえばコイルはペットボトル側に巻くのでむしろハウジングの側が振動してるとも言えそうですが、どちらにしてもこれで音が出るんだ、という感じです。
ちなみにコイルはホルマル線を使う指定になっていますが、エナメル線やポリウレタン導線でもOKのようです。
絶縁さえできていれば良いのでしょうし、むしろ巻き数をそれなりに確保しないとアンプ側の負担が大きくなる点のほうが注意かも。
磁石はペットボトルの注ぎ口のところに収まる必要があるので、直径20mmの円柱型である必要があって、これがいちばん調達が難しいでしょうが、この通りに作らなくても少し応用を効かせてスピーカーを作るのも良いかな。
実用性は皆無でしょうけれど、あまりに集積化が進んで物の動作原理が見えないものが多い中で自分が作ったものが動く仕組みが分かるのは良いことかも。
実用性を重んじる場合には、Stereo誌のスピーカーユニットを使ってエンクロージャーを木工加工するのも悪くなさそうですけどね。
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