• 109月

    以前から噂がだだ漏れ気味だったオリンパスのマイクロフォーサーズ機「E-M1」が公式に発表されました。

    そして機種そのもの以上に注目されていた旧フォーサーズの終焉も発表された形になりました。
    E-5や現行レンズは当面販売継続されるそうですが、実質的にE-5が最後の旧フォーサーズ機ということですね。
    E-M1は像面位相差とコントラスト式のハイブリッドで、マウントアダプタ使用時には像面位相差に自動的になるそうですし、反応やAFポイントなどはむしろ37点とE-5の11点より多いくらいなんですけど、なんとなくさびしい気もします。

    単純にミラーが無くなったからというよりも、フラグシップらしい顔付きや質感でなくなったような印象なところも感触の一因になっているように感じます。
    元々からオリンパスはOMシリーズでコンパクトながら高性能をモットーとしていたわけですし、スタイルもOMに似ているところは悪くはないのですけど、なんとなく薄っぺらく真似てみたという印象が拭えないんですよねぇ。

    なお、発売前に気になっていたのが防塵防滴性能なんですが、カメラ本体はE-M5のほうがむしろE-5を超えるほどの防塵防滴性能ですし、ミラーのような機械駆動部分がなくなったことも手伝ってか、-10度という耐寒性能も有していて、その点は一安心みたいです。
    マウントアダプタのほうも最新のMMF-3は防塵防滴仕様だそうで、E-5からの移行はきちんと手筈を整えてあるという印象です。

    E-M1は今のところ欲しいなぁと思える要素がそれほどないのですが、マイクロフォーサーズ用の優秀なレンズ次第といったところでしょうか。
    むしろ、E-3やE-5が安くなるなら狙ってみるのも良いかも、なんて、いつものように考えているところです。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2013/09/10 8:00 pm | OLYMPUS E-M1 はコメントを受け付けていません

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