• 1910月

    FUJIFILMからXマウントのニューモデル「X-E2」が11月発売予定だそうで。

    型番のとおり、「X-E1」の後継モデルで、X-E1が当時は廉価モデルだったこともあって割愛されていた像面位相差を盛り込んだ「X-Trans CMOS II」採用となりました。
    他社も色々と進化していますが、理論面でもモアレ発生のない「正当」なローパスレスであるX-Transと高速AFは、画像処理では手抜きなしの同社らしい姿勢で好感が持てます。
    また、一眼レフという柵を自社内に保たないからこそ、容赦なくミラーレスに専念できるという側面もなんとなく感じ取っているのは憶測が過ぎるでしょうか。

    一方、X-E1を実際にお借りした際にもやや残念に感じる本体の質感もそのまま維持されてます。
    X-M1がある意味、X-E1の立場を継いだところもありますし、お値段もボディ単体で10万円前後と決して安くはないですから、X-E3では質感やサイズにも手を入れてほしいところです。

    その代わりというわけでもないのでしょうが、お値段で勝負という部分では海外で先行発表されていたX-A1を国内にも投入してきました。
    こちらはボディ単体で6万円前後と価格面では安いのですけど、肝心の素子がベイヤーなんですよね。
    ベイヤーだから悪いとは一概に言えないのですが、富士フイルムとしてX-Transで行くというのであれば統一感のあるラインナップのほうが良いような気もします。

    これでXマウント機はX-Pro1をフラグシップに4モデル(X-E1もまだ併売だから5機種ですが)となりました。
    X-Pro2がどうなるのかも気になりますが、今のラインナップから選ぶなら個人的にはX-E2が良さそうかなと思います。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2013/10/19 12:00 pm | FUJIFILM X-E2 はコメントを受け付けていません

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