先日立ち寄ったハイエンドショウトウキョウでOPSOLUさんの端子クリンの無料サンプルが配布されていたので、もらってきて試してみました。
先日発売になった「福田屋 Vol.2」にも端子クリンのお試しセットが付いてきますが、それよりもさらに少ないサブセットでRCAと電源コンセントの2種類のみですけど、ある意味、いちばん使う頻度の高いところなので体験版としては十分すぎます。
使い方としてはRCAピンジャックの部分にこうして差し込み、前後や回転で清掃する感じです。
上の写真の向きだとピン側、反対向きに挿すとアース側が清掃できるというわけですね。
端子によってはやや緩かったりするケースもありましたが、本来のRCA規格にはピッタリに作られていて端子クリン側の精度は非常に高いです。
その端子側の違いによっては、プラス側の清掃で回転させる時にかなりキツい場合がありました。
清掃が目的ですから、回りづらいものをあんまり無理に回転させないほうが良いですね。
無闇に激しくやると、途中で折れたり、最悪、端子を壊す危険性もありますし、端子クリンの注意書きでも「計90°以上の回転は厳禁」と書かれています。
汚れがひどいケースではクリーニング液や無水アルコールを使うこともできるそうですが、今回は乾式で使いましたが、とりわけRCAピンジャックのアース側の汚れは顕著に取れますね。
普通にメガネクロスやクリーニングシートでも取れる箇所ではありますが、アンプ等だと結構近接して端子が並んでいますから確実さは端子クリンのほうが上でしょう。
で、音への影響ですが、ちょっと古めの機器で掃除が行き届いてないケースなら、かなり大きな効果がありました。
DACやアンプでは心持ち、音が澄んだかな?という程度でしたが、CDプレーヤーのほうでは高域が伸びて音像が締まって感じられました。
いずれにしても高域寄りに変化が出る印象で、低域側はそれほど変化はない雰囲気です。
RCAケーブルを替えてみようと思っているなら、その前にまず試してみる価値はあるかと。
とりあえずお試しという意味なら別に端子クリンがなくても、RCAならジャックのアースやプラグのプラス側であればレンズクリーナーなどでも掃除できるわけで、まずはそこで体感できるかを試してみるのがオススメかと。
なお、端子クリンのほうは大体20回くらいが目安の消耗品とのこと。
さきほども書きましたが、あまり激しく使ったり欲張って使い過ぎるとかえって劣化や故障の原因になることもありますから、適宜、他のクリーナーと併用するのが良いかもしれません。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)