個性的なイヤホンを輩出している音茶楽から「Donguri-欅(KEYAKI)」という新しいコンセプトのカナル型イヤホンが11/23に発売されるそうで。
これまでの音茶楽のイヤホンはFlat4シリーズのツイン・イコライズド・エレメント方式だったわけですが、今回のはアコースティック・ターボ回路を使ったシングルユニットのものです。
この方式、同社の山岸氏が30年前にオープンエア型のために開発したそうですが、それをアレンジして「低fo化と中音域の音圧感度の向上の両立」を図ったんだとか。
バックハウジングから長さが違うバフレフポートがあるような構造みたいですが、欅の芯材がバックハウジングに使ってあって、いかにも響きが良さそうですね。
また「刺さらない」ことで定評のあるトルネードイコライザもしっかり搭載です。
ただ、大胆な方式とか豪華な素材はもちろんですけど、それらをまとめるチューニングがやはり音茶楽の魅力の根幹かも。
先日のヘッドフォン祭りでもどうやら好評だったようですし、完成度はかなり高そうですね。
Olasonicと共同開発のTH-F4Nとは違い、販売ルートはフジヤエービック、オークヴィレッジ、音茶楽Sound Customize店舗に限定されますが、4万円台中盤の予定みたいですので試聴できる方は試してみる価値はあるかと思います。
私も機会があればTH-F4Nと聴き比べてみたいところです。
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