ChordのUSB-DAC「Qute EX」が12/5に発売予定だそうで。
USB-DACを物色し始めた頃、独特のデザインやコンセプトで注目したものの、その後はなんとなく忘れてたんですよね。
ただやはり、他のメーカーと違ってバーブラウンやシーラスロジックなどのチップセットを使わずにFPGAで自前のアルゴリズム処理してるところは面白いなぁと。
独自で32bit/384kHzまでのPCM、5.6MHzのDSDまで扱えているというのは技術力の高さなればこそでしょう。
元からあったQute HDとの違いはこの384kHz(HDは192kHzまで)とDSD128対応(HDはDSD64)かと。
Qute HDをEX相当にアップグレードするサービス(有償:31,500円)も提供されるとのことで、そういうところも自前処理してるからこそ、といったところでしょう。
ただし、自分ではアップグレードできず、一度メーカーに送る必要があるとのことです。
もっと安いモデルはUSB入力のみだったりして以前は諦めたんですが、QuteクラスになればUSB以外にも光と同軸(ただしBNC)も用意されています。
光と同軸は192kHzまでの対応となってるのは制限というよりもおそらくSPDIFの規格上の問題回避のためでしょう。
独自なだけに専用ドライバーが必要なのと、値段の割にACアダプタ使用という部分に割り切りが必要ですが、アップグレードが準備されていることを考えて、安くなったHDをまず狙ってみるというのも良いかもしれません。
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