ONKYOから据置型のBluetoothオーディオレシーバー「WR-BT300」が発売されているようで。
スマホなどから送信した音楽をBluetoothで受信してオーディオ機器で鳴らすための機器で、この手のはオーディオメーカーを始め、ELECOMのようなパソコン周辺機器メーカーからもたくさん出ていますが、今回の製品の特徴は24bit/192kHzデジタル出力でしょう。
RCAとステレオミニのアナログ音声出力も用意されていますが、光デジタル出力があって、これがなんと大胆にも24bit/192kHz専用出力となっています。
そもそも光出力は24bit/96kHzまででないとうまく同期できない機器やケーブルも多いんですが、あえて192kHzまでにして同軸出力も無し、アップサンプリングOn/Offも無しというのは大胆ですね。
ちなみに受信時点でハイレゾを受けられるわけではなく、あくまでもこのレシーバー内部でアップサンプリングされるものです。
AAC/aptXコーデックに対応してはいますが、そもそもBluetoothがハイレゾを想定していないですからねぇ。
K2HDプロセッシングのようにアップサンプリングされた”ハイレゾ”音源もそうですけど、アップサンプリング自体には否定的ではないものの、それはDAC側でやれば良いのかなぁと。
ハイレゾを推し進めつつ、こうしたアップサンプリングやK2プロセッシング、DSEE HXみたいな補完技術を喧伝するのはちょっと違和感を覚える気もします。
カメラでもデジタルズームに超解像、高画素化が持て囃された時期がありましたから、そういう通過儀礼みたいなところもあるのでしょうけどね。
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