上海問屋からポータブルヘッドフォンアンプ「DN-10498」が発売されています。
先日の真空管ハイブリッドアンプと同じMIU-TECH製のようですが、こちらはあそこまで露骨なコピー製品ではないみたいですね。
MRQという型番らしく、オペアンプのOPA2134を+/-12Vまで昇圧して駆動しているみたいです。
OPA2134(上海問屋のサイトにはOPAMP2134と書いていますが…)をウリにしているところを見ると、昇圧などの部分を除けばおそらく、いわゆるChu Moyアンプの構成でしょう。
バッテリー込みで35gと、かなりコンパクトなボディにまとまっていますが、そこそこ発熱しそうな気もします。
動作時間も3時間前後とやや短めなようで、もうちょっとバッテリーが大きいとうれしいかも。
なお、充電時間はUSB電源アダプター(別売)経由で80分前後とのことです。
DACなどもなくシンプルにアナログ入力のみにしたおかげでお値段はわりと安いですし、面白そうではあります。
ただ最近のiOS機器はLightningになってライン出力が取れなくなったり、専用のDAPは単体でしっかりしたものが増えてきたから、どれくらい出番があるかは微妙かも。
逆に、Dock端子のある旧モデルで使いたい場合にはわりと良い選択肢かと思います。
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2 Responses
1月 20th, 2014 at 1:53 AM
このところ、自作デジタルアンプなど電子工作にハマっているんですが、それに関連してググっていたところ気になる情報見つけました。
中華製デジタルアンプに使われているオペアンプに偽物が使われているというもの。以下のサイト情報です。
http://yoruniha.blog48.fc2.com/blog-entry-87.html
バーブラウンの「OPA2134PA」や「OPA2604AP」の偽物ということらしい。しかも、以下の上海問屋のサイトに載ってる「OPA2604」のロット番号と同じロット番号の偽OPA2604を使ったアンプをブログ主は所有しているとの事。
http://www.donya.jp/item/18977.html
上海問屋のサイトのオペアンプのアップの写真でも、向きを示すための切り欠きが無いのでほぼ確実に偽物のようです。
1月 20th, 2014 at 8:14 PM
StraySheepさん、コメントありがとうございます。
auneに偽物が混入していた問題ですね。
オペアンプだけでなく、コンデンサなどでも偽物があったりするようですし、中華はもうなんでもアリですね。
今回の製品はMIU-TECH製ではありますが、オペアンプの型番記載がちょっと変ですし、疑いは持ったほうが良いかもしれません。