Ortofonから新しいMCカートリッジ「MC Qシリーズ」が3月くらいに発売になるそうで。
普段紹介しているPCオーディオ機器ならともかく、フォノカートリッジなんてもう関係ない方がほとんどだと思いますが、未だに新製品が出るというのはある意味スゴイことです。
カメラでいえば、新しいフィルムが出るようなものですからね。
それだけ需要もあるということなのでしょう。
他のオーディオ機器同様、中古も結構出回ってますが、MCカートリッジは針だけを交換するわけにはいかないので需要も安定的に見込めるというところもあるのかもしれません。
今回のMC Qシリーズはモノラルカートリッジも含めると5モデルがラインナップされていますが、デザインがシンプルなものに共通化されているのが特徴かと。
これまでも似たデザインにはなってましたが、製造数もそう多くないでしょうし、外観については合理化しようという形なのかも。
また、これまでよりもひとつエントリークラスになる「MC Q5」も同じ仲間に入れてもらってるのも新しいところです。
これは「MC-09」の後継という位置づけで、これは90周年記念モデルだったのもあり、見た目はMC-09のほうが高級そうですけどね。
その上に来るMC Q10、MC Q20、MC Q30はそれぞれMC Starsシリーズの後継で、Q30だけはボロンカンチレバーになっています。
モノラルのMC QMONOはどうやらMC Q10ベースのようで、構造まで完全にモノラル仕様ではなさそうな気がしますが、どうでしょう?
私が実際に手が届くとなるとQ5やQ10でしょうね。
父は今、中古で見つけたMC-20(だったかな?)を使ってるようですが、やはり中古だと状態にムラがあるようで(当たり前)、DL-103や先日プレゼントしたSHURE M44Gなどのほうが安定していると言ってました。
針の減りというのは意外と心配ないようですけど、やはり汚れがこびりついたり、ダンパーがヘタってくるのでしょう。
カートリッジの前にレコードプレーヤーを探さないといけませんし、MCカートリッジとなればヘッドアンプなりMCトランスも必要なので、最初はやっぱりSHUREからスタートかな、とは思っていますけどね。
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