「撮る自由―肖像権の霧を晴らす」という本が出てるようで。
肖像権というのは、スナップをする上で非常に難しい問題ですね。
公の場にいる時には、撮影されても問題ないという話もあるようですが、
「撮っちゃダメ!」って言われたら、NGですよね。
今はデジタルが多いので、削除しちゃえば良いですが、フィルムだと
そういうわけにもいかず、結局、そういうシーンでは遠慮しちゃいます。
偶然写り込んでしまった場合も、公開しないようにするなどの配慮を
しています。
お互いに権利を主張するのは簡単ですが、やはり一番良いのは
一声掛けることでしょうか。
できれば笑顔を残してあげたいですし、そういう幸せな写真を撮りたいなぁと
思っていますが、なかなか難しいですよねぇ。
また、商業施設などでも撮影禁止の場は増えています。
動物園もフラッシュが動物に良くないので、フラッシュ禁止にしているところが
多いみたいです。
それでもなかなかフラッシュが減らないので、撮影禁止になるところも
増えるかもしれないですねぇ。
最近のデジカメは高感度特性が良くなっていますし、噂のオリンパスの
マイクロフォーサーズみたいに、ストロボレスにしても良いかもしれませんね。
まぁ、施設内ではそこのルールに則るべきだと思いますが、撮影料を取るのは
さすがにどうかなぁと思います。
そういう場所では、基本的に入場料も取っているわけですからねぇ。
とはいえ、まずは「人の振り見て我が振り直せ」ですから、フラッシュや三脚なども
含め、撮影のルールは守って、楽しく写真を楽しみたいと思います。
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2 Responses
6月 11th, 2009 at 7:09 PM
私はスナップ写真は全く撮らないのでかまいませんが、気になるのは、先日も撮った都内の夏祭りでの、例えば、御神輿をかついでいる場面や、神幸祭の際の肖像権の問題です。私はこういう場合は肖像権は無いと考えて、撮った写真はインターネット上で公開していますが、本当に問題が無いのかと聞かれると、自信が無いですね。
後、最近、気になるのが、クラシック音楽のコンサート会場での撮影禁止で、オーケストラ等が舞台にいる場合は禁止と言うのはよくわかりますが、始まる前の譜面台しか置いていない場合も、撮影すると係員より撮影禁止を言われますが、ああいうものに肖像権があるとはとても思えないのですが。
6月 11th, 2009 at 7:38 PM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
お祭りなどは主催者に確認すればOKかと思います。
あとは不快感を与えるような「演出」がなければ大丈夫ではないでしょうか。
ただ、肖像権自体は消失しないので、ご本人から
削除依頼などがあれば、消さなければいけないでしょうねぇ。
会場や建物内の撮影は禁止されているところが多いですね。
法的根拠は不明ですが、著作権保護対策でしょうか。
ちなみに海外では美術館は撮影できるところが多いようですね。
日本では大抵、撮影禁止ですが。
逆に海外では、駅、軍事基地、宗教施設などが撮影禁止とか。
これも法的根拠はイマイチ不明なようですが…。
色々と気を遣う部分もありますが、結局はコミュニケーションを取ることで
解決できる部分も多いかもしれません。
できるだけ、楽しく会話の出来る撮影を心がけたいなぁと思っています。