本屋さんで「HEADPHONE BOOK 2008」というムックを見つけました。
ヘッドフォンブック 2008―音楽ファンのための厳選ヘッドフォン132モデル徹底ガイド (2008) (CDジャーナルムック) 音楽出版社 2007-12 by G-Tools |
最近は家で音量を大きく出来ないとか、ポータブルプレーヤーの
普及などもあって、スピーカーよりヘッドフォンで音楽を楽しむ人が
増えているのかもしれません。
そんな中、ヘッドフォンを一堂に集めて紹介した本というのは
意外と少なかったかも。
タイプ別に全部で132機種が紹介されていますが、あまり詳細な
音質比較tというよりも、大体の特徴を示してくれている、といった
感じです。
あと、ミュージシャンやDJのヘッドフォンへのこだわりということで、
土岐麻子さんも登場してますので、そちらもファンの方は必見かと。
土岐さんといえば、「りんごの子守唄(白盤)」にも参加されてるそうで、
そっちも気になってるんですけどね。
Apple of our eye りんごの子守唄(白盤) オムニバス 蔡忠浩+アン・サリー 曽我部恵一+小池光子 ビデオアーツ・ミュージック 2007-11-21 by G-Tools |
まぁ、それはさておき、個人的にはヘッドフォンの音場というのは
あまり好きではありません。
どうやっても普通の音源では、頭の真ん中で鳴ってるような感じに
なりますからね。
それを下手にいじろうとした製品は、音質が破綻してるものが
大半ですし…。
と言いつつ、私も色々とヘッドホンは使ってきましたが、今までで
一番好みの音質だったのは、NakamichiのSP-7という製品でした。
今はもう壊れちゃったんですけどねぇ。
今は主にAKGのK12Pを通勤で使ってますが、これはまぁ、CP比が
高いのと、下手なクセ付けがないので、耳にクセがつかないっていう
点が選んだポイントですね。
一見、音が良さそうなヘッドホンでも、クセが強く、スピーカーで
聴いた時に、「あれ?音のバランス、これで良かったっけ?」と
なるようなイヤホンが結構あります。
そういうのは、できるだけ避けたいなぁというのがあります。
音質面でスピーカーを超越した存在といえるのは、スタックスの
イヤースピーカーくらいでしょう。
STAX SRS-2050A イヤースピーカー&ドライバーユニットセット
あれは真に素晴らしい繊細さを持った製品だと思います。
専用のドライブユニットが必要など、不便なところが目立ちますが、
スピーカーが使えない環境の方には自信を持ってオススメできます。
なにはともあれ、ヘッドホンを探してる方は、一度、この本にも
目を通してみると、意外なブランドの、意外な発見があるかも
しれません。
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