Panasonicからライカブランドの単焦点レンズ「LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.」が5/15に発売予定だそうで。
35mm換算だと30mm相当になりますから、これまでに出たライカ銘のマイクロフォーサーズレンズの中ではいちばん広角寄りということになりますね。
ちなみに既発売のライカ銘のマイクロフォーサーズレンズは25mm F1.4、42.5mm F1.2、それにマクロの45mm F2.8の3本です。
今回はズームレンズは発売の発表がなかったですが、今後、35-100mmの発売予定があるそうです。
最近たくさん登場してきた高級コンデジよりも素子が小さいという逆転現象が生じているマイクロフォーサーズですが、実際には優秀なレンズも揃っていますし、フォーサーズから続くバランスの良いシステムだと個人的には思っています。
ただ素子の供給元がどうしても限られてしまうので、本来のレンズ性能がしっかり活かしきれていない面もあるのが少し残念ですね。
DMC-GH4も国内発表され、4K動画への対応も早いですし、動画にも効果のありそうな三層素子が早く登場したら面白そうなんですけどねぇ。
それにしてもライカ銘のレンズは出続けても一向にライカ本体はマイクロフォーサーズ機を出さないというのも気になるところです。
この手のレンズはパナソニックで設計・製造し、ライカの審査を通しているという、以前のツァイス方式ですけど、ライカ自体のMシステムと競合するという考えでしょうか?
銀塩時代のMINOLTA CLEみたいに、パナが逆にMシステムに乱入しても面白そうなんですけどねぇ。
銀塩というと、オールドレンズとしてのライカもまだまだ高止まりだなと最近調べてみて感じました。
うちにもズミクロンR 50mm F2がありますが、購入時よりもずいぶん上がっていますね。
ライカRマウントでこれですから、Mマウントはもう手が届きません。
それからすれば今回の15mmなどは希望小売価格で70,000円だそうですから、やはりマイクロフォーサーズというフォーマットのバランスの良さが活きているのでしょう。
ただ、プレスリリースを見ると月産台数が300本と、驚くほど少ないと感じます。
これが製造が間に合わないが為だったら問題ないんですが、ちょっと心配になる数字ではあります。
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