ELACからリニューアルされ260LINEとなったトールボーイスピーカー「FS267」が6月下旬発売予定のようで。
元となる240LINEは2006年に登場しましたが、その後、同社の他ラインは「JET V Die-cast Aluminum」をツィーターに採用してきたこともあり、ロングセラーだった240LINEも搭載とともに新たなラインに進化させたということのようですね。
JETツィーターは技術的なメリットは非常に多いものの、初期はどうしても「ツィーター一本勝負!」みたいなまとまりの無さや指向性の強さなど、全体的な仕上がりで不満の声もあったようです。
ただ、JET Vになってからはツィーターの改善もありますし、ウーファー側の進化もあったのでしょう。
見かけよりも上品でしなやかなサウンド、という印象が出てきました。
他にも最近のスピーカーらしいラウンドシェイプのキャビネットやネットワーク回路の高品質化、立派なスピーカーターミナルなど、わりと手の届きやすい価格層を感じさせない作りも魅力的だと思います。
ブックシェルフのBS263も同時発表されていますが、個人的にはトールボーイのFS267のほうが気になる存在ですね。
コントロールの難しさを最近富みに感じるバスレフもポートをボトムに位置したプレートに向けて設ける「ボトム・エミッション・テクノロジー」で、壁際のセッティング自由度が上がっていそうですし、一度試聴してみたいモデルです。
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