SIGMAのオリジナリティあふれるレンズ一体型FOVEONカメラ「dp2 Quattro」の発売にが6/27に決定したそうで。
あえてミラーレスに対するコンデジ、という呼び方ではなく、私は「レンズ一体型FOVEONカメラ」と呼びましたが、シグマさん自体は「高画質コンパクトデジタルカメラ」としているようです。
せっかくのデザインでもありますし、むしろ製品サイトに書いてある「Reinvention of camera」くらいに突飛特徴的なジャンルに位置づけても良いのかも。
それこそオーディオみたいに「ハイレゾカメラ」とか呼んだりして…。
だいぶ冗談が過ぎましたが、カメラ好きの期待も大きいだけに作例やスタイル、そして10万円前後という当初価格などで賛否が出ているようです。
個人的には全体像としての立体感は以前のFOVEONよりも高まっているように感じますし、お値段もほぼ予想通りというのが正直なところです。
Quattroの場合、下手な「フルサイズ機」以上にレンズに性能を求められる傾向もあるでしょうから、それこそ「レンズ一体型」のうち、レンズの占めるコストの割合がどうしても高くなってしまう傾向もあるのでしょう。
ただ、単売の最近のシグマレンズは尖ったほどの高解像度を誇っていますから、それに比べるとこのdp2 Quattroはあまりそっちに振りすぎず、切り取られた景色の空気感みたいなものを重視したような気もします。
なんだかこういう部分でもオーディオ的なニュアンスを感じて、私には好印象なのかもしれません。
いや、だからといって買えるかというと、やっぱりちょっと手が届きづらいわけではありますが、そのくらい憧れの存在という距離感も趣味の品にはあって良いのではないかなと勝手に思っています。
さて、書き方までオーディオのポエムっぽい内容に逸れてしまいましたが、最近なんだかちょっと流行りっぽい初回特典も付いてくるんだとか。
これがまた一風変わっていて、オリジナルの「dpラッピングクロス」だそうです。
カメラバッグとかストラップというのは良く見かけますが、風呂敷包みみたいにしちゃうというのはやっぱり斬新ですねぇ。
留め紐も付いてるようですので、上手く使えばよだれ掛けブラックレフ代わりにも使えるかも。
欲を言えば片面はグレーかシルバーにして普通のレフっぽく使えたら良かったかもしれませんね。
限定数は分かりませんが、後で届くタイプではなく、初期出荷のものには同梱されているそうですので、ちょっと経ってから購入を考えている方は箱に書いてある「dpラッピングクロス同梱品」のシールに注意して選んだほうが良いかもしれません。
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