Amulechという聞き慣れないメーカーからDSD対応のUSB-DACヘッドフォンアンプ「AL-9628D」とデジタルパワーアンプ「AL-202H」が6/16に発売される、というのをオーディオ系サイトで見ました。
またアジア系の新興メーカーかなぁと思いきや、元ラステーム・システムズで社長だった三上忠道氏が立ちあげたオーディオブランドとのこと。
ラステーム昨年6月に閉鎖されてましたけども、その後の破産開始から間もない時期にもう新しいブランドなんですね…。
デザインなどはだいぶ変わって、ごくオーソドックスなものになっていますし、お値段もそのおかげかUSB-DACが23,000円、デジタルパワーアンプが16,000円だそうですが、パワーアンプのほうだけなぜかACアダプターが含まれてないようで、そんなところで安く見せようとしてるわけでもないのでしょうが、何故でしょう?
直販サイトでは12V5AのACアダプタとのセットもあるので、ACアダプターは持ってるし…というユーザー向けでしょうか。
なお、Amazonでは現状まだ今回の製品は売られていませんが、DDCやデジタルケーブルなどはすでに出ていて、その辺りもなんとなくラステームのテイストを感じさせるラインナップになっています。
USB-DACはDSD対応と言いつつ、こちらも24bit/96kHzまでのPCM、2.8MHzまでのDSDという、また変わったスペックです。
DACチップにはPCM5102A使用ですから、PCMは本来32bit/384kHzまで行けるはずですし、逆にDSDにはネイティブ対応していないはずなんですけどねぇ。
背面にはMADE IN JAPANの文字もあったりと、なかなか変わったテイストの製品ですね。
ブランドとしてはメンテナンス体制などを強化して再スタートしたそうですし、ラステームの良さを残しつつ、良い製品を生み出してくれれば何よりです。
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