少し前にゲットしたRollei 35ですが、試し撮りをしていたら、フィルムを
半分ほど撮ったところで、巻き上げレバーが空回りするようになって
しまいました。
諦めてフィルムを途中で巻き戻した後、軍艦部を開けてみたら、
巻き上げレバーの力を伝えているプラスティック製のギアが欠けていました。
かなり力が加わる部分だし、レバー直下のギアは金属なので、力負け
したんですねぇ。
ギアを修復しようと、ハンダごてを使って歯を作ってみたりしましたが、
やはり強度が不足して、すぐに欠けてしまいます。
調べてみると、ドイツ製のものは、ここが金属でできているみたいです。
やはり、シンガポール製はコストダウンされているんですねぇ。
その後、同様の症状が起きた方はいらっしゃらないかと調べてみると、
「プラリペア」というもので歯車を修復された方がいらっしゃるようです。
これも強度面の心配はありますが、試してみる価値はあるかもしれません。
ほんとは、部品だけ調達できればベストなのですが、メーカーでの修理は
すでに終了しています。
修理やさんなどでは部品を確保してあるかもしれないから、聞いてみるべきかなぁ。
ただ、コスト面の問題もあるし、それなら、SL35のレンズでもゲットしたほうが
良いかなぁと思ってしまいます。
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とはいえ、貴重なカメラ資源でもありますし、できれば修理したいと思って
いますが、さて、どうなりますやら…。
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2 Responses
6月 13th, 2009 at 6:59 AM
MacBSさん、こんにちわ
プラリペアは「アクリル粉末+ピリジンを含んだ溶剤」で成り立っているもので、アクリル粉末を少しとり、そこに溶剤を加えてから、それを塗ると、1時間位するとほぼ固まるものです。
この接着剤、PDA「ヒューレット・パッカード:HP200LX」の持病である「ヒンジ切断」(上蓋部のヒンジが破断されてしまいます)の修理によく使われるもので、私も2台、これを使って修理し、現在でも使える状態になっています。と言うことで、プラスチックだと、結構、よく接着し、また、結構、丈夫なものです。ただし、歯車のように接着面が小さなものはわかりませんが。なお、乾いてからは、ナイフ等で削ることができますので、整形は可能です。また、ピリジン系の溶剤ですので、部屋がかなり臭くなります。
6月 13th, 2009 at 10:28 AM
matsumoさん、コメントありがとうございます。
プラリペアで修理されている情報は結構拝見しました。
歯車も力がさほどかからなければ問題ないかと。
整形もできるのは良い感じですね。
この修理にかかわらず便利そうなので、ひとつ持っておこうかと思います。