順調に増殖中のフォノカートリッジですが、今度はSHUREのMMカートリッジ「M75MB TYPE2」が仲間入りしました。
このカートリッジ、YAMAHAがSHUREから供給してもらっていたもので、その当時のままなのか、ヤマハのシェル「HS-700」が付いています。
アルミプレス加工でちょっとSMEっぽい見た目も良い割に、カートリッジがOEM物ということもあってか、格安でゲットできました。
ヘッドシェル自体は約7.5gと軽量なほうですが、前ユーザーさんがリード線にWestern Electnicの20GA単線で自作したものを装着していましたので、全体の重さは結構なものになっています。
それでもトーンアームで十分調整可能な範囲ではありますが。
スタイラスもSHURE純正ではないですが、幸い今でも交換針が入手可能ですし、その点でも安心です。
サウンドのほうはSHUREらしさにリード線の味付けがなされているからか、これぞアナログレコード、という響きを聴かせてくれます。
年代モノのポップスやジャズっぽい雰囲気のディスクにはベストマッチですね。
現行モデルのortofon 2M Redとはまるっきり違う個性を発揮していて、ディスクによってそれぞれ使い分けたくなるカートリッジです。
ところでカートリッジ交換にあたって、今度はまた右側の音が出ないというトラブルが。
フォノイコライザー、RCAケーブルと交換してきたのにまたか!という感じですが、どうやらカートリッジ装着部の接点不良のようです。
とりあえず手持ちのアルコールでクリーニングしておきましたが、この機会に接点復活剤も入手しておくことにしました。
他の部分でもオーディオケーブルや接点は思いのほか重要だと感じていますが、とりわけフォノでは扱う信号が極端に小さいだけに、受ける影響度合いもさらに高いなと感じた次第です。
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