マイクロのレコードプレーヤー「MR-611」はRCAケーブルやアースケーブルを自由に替えられるというメリットがあり、インターコネクトケーブルのほうは色々試した結果、シールドがしっかりしたQED Qunex Silver Signatureにしましたが、アース線は付属の細いもののままでした。
これを何か違うものに替えようかなと思い立って、そういえば持ってたな、と思い出したのが「自作でオーディオアクセサリー Part.2」に付属していたPCOCC-A単線です。
1mとやや短いですがアース線は短いほうが良いそうですし、2芯ですけど、とりあえず2芯とも繋げば良いかなと、まずはやってみました。
アース線で変わるわけないだろうなと思いつつ断線防止の意味合い程度でやってみたんですが、これが結構変わるものですね。
低域の印象がずいぶん変わって沈み込むようになりましたが、この段階ではやや雑然とした印象もあります。
そこで、YAMAHAの頃に使っていたオーディオテクニカのシルバーコートのスピーカーケーブルにしてみますが、こちらは静粛さを感じるサウンドにはなりますがさきほどの低域の沈み込みがバッサリ消え、音像もボヤける感じです。
当初のケーブルも含めて魅力的なのはやはりPCOCC-Aということで、今度は2芯のうちの1本だけで接続することに。
そもそもそのほうが太さも程良くてアース端子に繋ぎやすいですしね。
すると先ほどの低域の沈み込むを保ちつつ、明瞭さも出てきました。
まさかアースでこんな変化があるとは想像外でしたけど、アナログプレーヤー周りはホントに些細なことで変わるので楽しいです。
先日も足元にフェルトを挟んだらやはり低域が伸びましたし、今度はその辺りを強化しようと企てているところです。
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2 Responses
10月 15th, 2014 at 12:10 AM
お早うございます。
思った以上に差が出るもんですね! 一戸建てでマイ電柱&完璧アースなら何となく納得できる感じですが(^^ゞ
一言で言うならアナログは奥が深い?
10月 15th, 2014 at 12:12 PM
shigechanさん、コメントありがとうございます。
アースというよりも静電気を逃がす意味合いで違いが出てくるのかな、という気もします。
帯電したディスクだとortofonではもうバチバチで聴けたものじゃなかったんですが、諸々の対策で全くといって良いほど気にならなくなりました。
デジタルも変化しますけど、アナログディスク周りは変化の度合いが非常に大きくて分かりやすくて楽しいです。
その点で言えば今回のアースは微小な変化のほうですけどね。