Olasonicからステレオミニプラグで使えるパワードスピーカー「TW-D6TV」が12月上旬に発売予定だそうで。
「TW-D5TV」の上位モデルとなるわけですが、TW-BT5(とOEM製品)で培った新しいディフューザーを搭載したリファインモデルです。
TW-D5TVの声の再現性の良さは特筆すべきところがありましたが、それにより広い音場再現が加わって、幅広いソースに対応できるようになったのではないかと。
見かけではどうしてもそのディフューザーに目が行きがちですが、強化ポイントはむしろ低域側にあるようです。
TW-D5TVユーザーからの要望でも低域の迫力強化の期待が多かったらしく、本体サイズは変えずにφ53mmと大口径化(TW-D5TVはφ45mm)したパッシブラジエーターと、その前面に配置されたプレッシャーボードで切れのある低域を強化したんだとか。
ちょっとBOSEっぽくなっていないか、と個人的にはやや不安もありますが、基本的にはTW-BT5ベースだと思うのでおそらく大丈夫でしょう。
いや、テレビ向けにはむしろボーズくらいにメリハリが効いてるほうが良い場面もあるのでしょうけれど。
周波数特性としては80-20000Hzで、これはTW-D5TVと同等です。
あえて無理にハイレゾ対応、みたいなことをしてこなかったのは非常に好感が持てます。
ACアダプターや本体の重さ、消費電力にも変わりはなく、当然ながらSCDS回路も健在です。
使用時でも2.5Wという低消費電力ですし、オートパワーオフ機能で待機電力は0.3W以下と、節電対策もバッチリです。
基本的にイヤホンジャックに繋ぐ形ですので、Olasonicのタマゴ型スピーカーの中ではある意味いちばん汎用性があるのも意外なメリットです。
Bluetoothを介したスマートさも魅力的なんですが、ケーブルで繋げるところを許容できればコストパフォーマンスはこっちのほうが高いことになります。
その価格ですけども、実売価格で9,000円前後が予定されているようです。
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