FOSTEXからカナル型イヤフォン「TE-07」が正式発表されました。
TE-05の上位モデルとなる本機は同じアルミ削り出しボディですが、より剛性を高めて平滑な表面処理をしたんだとか。
それに加えて6Nの交換可能ケーブルになっています。
このケーブルが目立ちますが、実際にはダイナミック型からバランスドアーマチュアになってるほうが変化としては大きいでしょう。
シングルユニットで無理せずコンパクトに仕上げたようで、流行りのハイレゾ対応からは距離をおいていて、むしろ周波数特性だけでいえばTE-05の10〜25kHzから20Hz~20kHzと控えめなスペックになっています。
出力装置のハイレゾ対応というのは「高域が一応再生できますよ」という目安でしかないわけで、まずはいわゆる可聴帯域の精度を上げてからでも良いかなと。
どうしてもそんなに高域を出したいなら、TAKETでも内蔵しちゃったほうが効果的かも。
いつものように愚痴っぽくなりましたが、それは別としてお値段がやや高めになってるのはやや気になるところです。
ケーブルが「ET-H1.2N6」として別売で12,000円するというのを加味しても27,000円となるとかなりの強豪揃いの価格帯かと。
ただそれでもあえてケーブルに注力したのはそのメリットを分かった上でのことでしょうし、そのメリットがどれだけ出ているのかは興味深いところです。
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