LUXMANから電源ボックス(俗に言う電源タップ)「ES-35」が6月下旬に発売されるそうで。
オーディオ機器とオーディオアクセサリーは意外とメーカーが住み分けをしている印象でラックスマンから出るのはちょっと意外です。
ただ、電源ケーブルをはじめとするケーブル類はこれまでも出していましたし、同社はスピーカーセレクターやインプットセレクターでも有名なので、その流れの製品として考えれば、なるほど、という気もします。
電源タップとしてはシンプルに3P×4口ですが、3Pの向きが長さ方向ではなく、横向きに並ぶ配置になってるのが多少珍しいかな。
つまりは2Pの壁コンセントを流用したものではない、ということでもあります。
ただしお値段は55,000円(税抜)と、さすがの価格ではありますが、オーディオアクセサリー業界では別にこの程度は普通かもしれません。
それだけに構造はなかなか凝っていて、同社のアンプなどと同様にトップパネルと底板以外に内部シャーシの3層構造になっていて、アースループが発生しない独自のシャーシ構造を取っているんだとか。
壁コンセント流用ではないインレット部は非磁性メッキの上に金メッキをし、それぞれはJPA-15000と同仕様のノンツイスト構成OFCで配線されているそうです。
電源タップには珍しくアルミ削り出しの足があるのも特徴的ですね。
LUXMANファンはこれに買い替えたり、これでご飯を炊いたりする人が増えそうな予感です。(それはない。)
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