時計ネタが続きますが、今度は「LISA CHRONOMETER」という聞き慣れないものを見つけたのでゲットです。
同じようにスモセコの付いた(ベルトのない)個体が4つほど同じ値段で売ってたんですが、そのうち2つはSEIKO(片方はseikosha表記だったと思う)、もう一つはCITIZENだったので、面白そうなLISAを選びました。
小さく「swiss made」の手書きっぽい文字も見えましたし。
その手書きっぽさがインチキっぽかったのでムーブメントを見てみましたが、ちゃんとスイス製のムーブメントのようです。
15 JEWELSで、どこにもメーカーの記載がありませんが、色々見比べてみるとLONGINESの手巻きのものにやや似ていますし、年代的には1930から40年代くらいではないかなと予想します。
文字盤やケースはどうもリダン、交換したものではないかという気もするので、本来がどういうメーカーのモデルだったのかは不明です。
これだけ古いものですから精度は当初かなりズレていて、2時間で1分くらい進んでいました。
どうせムーブメントも覗いたことですし、緩急針で調整してみることに。
最初はこわごわとちょっとずつズラしますが、それではほとんど変わらないのでかなり大胆にズラすと今度は1日で2分くらい遅れるようになりました。
逆に言えば、あとは追い込むだけでそれなりの精度にできるということで、現在も追い込み中といったところです。
まぁそんなに高精度である必要はないので、1日で数十秒遅れくらいまで持ってこれれば十分かなと。
どうせ姿勢差などもあるでしょうし。
そんなわけでとうとう緩急針までイジるようになりましたが、もうちょっと色々イジれるようにと精密ドライバーともう一つのグッズも注文しました。
もう一つのグッズのほうは届いてから別途レポートしたいと思います。
(当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)